特許
J-GLOBAL ID:201403078716108990

異径筒状成形体の冷間鍛造による製造方法、及びガスセンサ用主体金具の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-225292
公開番号(公開出願番号):特開2014-198346
出願日: 2013年10月30日
公開日(公表日): 2014年10月23日
要約:
【目的】主体金具用素材である異径筒状成形体の切削工程を低減できる冷間鍛造法を提供する。【解決手段】異径円柱状成形体120bの成形後、その大径部22bの後端面29bに穴をあけ、その外周面を膨出成形して多角形部23cとするための穴あけ用パンチ240cに、自身の内側に前記大径部22bが嵌り込み可能で、しかも、多角形部23cを成形用のダイ200cの多角形穴207cに前端が嵌り込み可能の押出し用スリーブ250cを、周方向に間隔を保持して外嵌しておく。スリーブ250cは、パンチ240cの進退にバネを介して連動させる。パンチ240cの前端が大径部22bの後端面29bに打ち込まれるとき、スリーブの前端寄り部位を、大径部22bの後端面29b寄り部位に嵌り込ませ、穴付き多角形部23cを膨出成形する際、その後端の、スリーブの前端寄り部位の内周面とパンチの外周面との間に薄肉円筒部27cを押出し成形しておく。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
先端側に小径円筒部を、後端側に大径円筒部を有すると共に、この両円筒部の先後の間に、外径が大径円筒部の外径より大きい多角形部を有し、かつ、前記大径円筒部は、この多角形部と反対端側の後端から先端に向かう一定範囲が、それ以外の範囲より外径が小さく、前記一定範囲が肉厚の薄い薄肉円筒部に成形され、それ以外の範囲が肉厚の厚い厚肉円筒部に成形されてなる異径筒状成形体の冷間鍛造による製造方法であって、 その冷間鍛造工程中に、 先端側が小径部で後端側が大径部をなす異径円柱状成形体を成形する冷間鍛造工程と、 この異径円柱状成形体における前記大径部の後端面に、前記大径円筒部の内周面成形用の穴あけ用パンチを打ち込むことによって、その後端面に底のある穴をあけると共に、該大径部の外周面を、ダイに設けられた多角形穴の内周面に押付けるようにして穴付き多角形部を膨出成形して穴付き多角形部付き異径成形体を成形する冷間鍛造工程と、 を含んでいる、前記異径筒状成形体の冷間鍛造による製造方法において、 前記異径円柱状成形体を成形する際、その大径部の外径を、前記薄肉円筒部の外径となるようにして成形しておき、 前記穴付き多角形部付き異径成形体を成形する冷間鍛造工程において、 自身の内側に前記大径部が嵌り込み可能であり、かつ、前記ダイにおける多角形穴に前端が嵌り込み可能の押出し用スリーブを、前記穴あけ用パンチに対し、周方向において一定の間隔が保持されるように外嵌め状態で、しかも、前進及び後進が可能に取り付けておくと共に、 前記穴あけ用パンチの前端が前記大径部の後端面に打ち込まれるときに、該押出し用スリーブの前端寄り部位を、該大径部の後端面寄り部位に嵌り込ませてその外周面を拘束するようにしておき、 前記穴あけ用パンチを、前記大径部の後端面に打ち込むことによって前記穴付き多角形部を成形する際に、該穴付き多角形部の後端であって、前記押出し用スリーブの前端寄り部位の内周面と該穴あけ用パンチの外周面との間に前記薄肉円筒部を押出し成形しておくことを特徴とする、異径筒状成形体の冷間鍛造による製造方法。
IPC (4件):
B21K 21/08 ,  B21J 5/06 ,  B21J 5/10 ,  F02D 35/00
FI (4件):
B21K21/08 ,  B21J5/06 D ,  B21J5/10 Z ,  F02D35/00 368C
Fターム (5件):
4E087CA25 ,  4E087CA28 ,  4E087HA37 ,  4E087HA66 ,  4E087HB02

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