特許
J-GLOBAL ID:201403078842637648

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 山王坂特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012051089
公開番号(公開出願番号):WO2012-124375
出願日: 2012年01月19日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
画像の品質を高めるため、傾斜磁場パルスの波形ひずみによるk空間のリードアウト方向と位相エンコード方向とのひずみを除去するための情報を得る技術を提供する。メインスキャンのパルスシーケンスを用い、リードアウト傾斜磁場のディフェーズパルスの時間積分値を変化させながら繰り返しエコーを計測する。その際、位相エンコードパルスはゼロにせず、メインスキャンと同様に2次元データを計測する。撮影された2次元データを用いて、傾斜磁場パルスの波形ひずみによるk空間のリードアウト方向と位相エンコード方向とのひずみを除去するための補正情報を、リードアウト方向および位相エンコード方向それぞれに算出する。
請求項(抜粋):
静磁場の中に置かれた被検体に高周波磁場および傾斜磁場を印加して、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を計測する信号計測手段と、前記信号計測手段を制御するとともに当該信号計測手段で計測した磁気共鳴信号に演算処理を行う演算手段と、を備える磁気共鳴イメージング装置であって、 前記演算手段は、前記計測した磁気共鳴信号のひずみを除去するために用いる補正情報を算出する補正情報算出手段を備え、 前記補正情報算出手段は、 前記信号計測手段を制御し、リードアウト傾斜磁場と位相エンコード傾斜磁場とを位相エンコード量を変化させながら印加してエコーを繰り返し取得し、取得した複数のエコーをk空間に配置して1組のk空間データを得る単位計測を、ディフェーズリードアウト量を変化させながら繰り返し、複数組のk空間データを得るリファレンス計測手段と、 前記複数組のk空間データから、前記リードアウト傾斜磁場印加方向および前記位相エンコード傾斜磁場印加方向それぞれの、前記エコーのピーク位置のシフト量を算出するシフト量算出手段と、を備え 算出した前記シフト量を用いて、前記補正情報を算出すること を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/387
FI (4件):
A61B5/05 376 ,  A61B5/05 311 ,  G01N24/06 520Y ,  A61B5/05 380
Fターム (12件):
4C096AA17 ,  4C096AB06 ,  4C096AD06 ,  4C096AD12 ,  4C096AD14 ,  4C096BA01 ,  4C096BA05 ,  4C096BA06 ,  4C096BA42 ,  4C096BB02 ,  4C096DA04 ,  4C096DC02

前のページに戻る