特許
J-GLOBAL ID:201403079288597457

リン酸塩化成処理浴組成物及びリン酸塩皮膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 敏安
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-103001
公開番号(公開出願番号):特開2014-224280
出願日: 2013年05月15日
公開日(公表日): 2014年12月04日
要約:
【課題】(1)鉄鋼以外の材料へのリン酸塩化成皮膜形成(2)塗装耐食性の向上、(3)リン酸塩化成処理時間の短縮、及び(4)処理浴の安定化確保。【解決手段】酸化亜鉛をリン酸溶液に亜鉛/リン酸(重量比)=0.26〜0.35の範囲で溶解又は化合させ、リン酸と亜鉛の会合体:「H2PO4--Zn2+-H2PO4--・・」を形成する工程(1)、前記工程(1)で得られた「リン酸と亜鉛の会合体」含む溶液に硝酸を加え会合体を含む溶液を溶解させる工程(2)、前記工程(2)で得られた溶液に硝酸亜鉛を加え溶解させる工程(3)及び前記工程(3)で得られた溶液に硝酸ニッケルを溶解させる工程(4)によって得られ、全亜鉛/リン酸の重量比が0.35〜0.65の範囲であることを特徴とするリン酸イオン、亜鉛イオン、ニッケルイオン、硝酸イオンから構成される電解リン酸塩化成処理浴組成物。【選択図】図2
請求項(抜粋):
酸化亜鉛をリン酸溶液に亜鉛/リン酸(重量比)=0.26〜0.35の範囲で溶解又は化合させ、リン酸と亜鉛の会合体:「H2PO4--Zn2+-H2PO4--・・」を形成する工程(1)、 前記工程(1)で得られた「リン酸と亜鉛の会合体」含む溶液に硝酸を加え会合体を含む溶液を溶解させる工程(2)、 前記工程(2)で得られた溶液に硝酸亜鉛を加え溶解させる工程(3)及び 前記工程(3)で得られた溶液に硝酸ニッケルを溶解させる工程(4)によって得られ、 全亜鉛/リン酸の重量比が0.35〜0.65の範囲であることを特徴とするリン酸イオン、亜鉛イオン、ニッケルイオン、硝酸イオンから構成される電解リン酸塩化成処理浴組成物。
IPC (2件):
C25D 11/36 ,  C25D 9/08
FI (2件):
C25D11/36 A ,  C25D9/08

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