特許
J-GLOBAL ID:201403079825414119

結合剤及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-174272
公開番号(公開出願番号):特開2014-031349
出願日: 2012年08月06日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】医薬物質と複合体を作らせ、当該複合体を封入したD-MENDが真核細胞に取り込まれた際に、エンドソーム内では医薬物質を保持し、細胞質及び/又は核内では医薬物質を解離することが可能な結合剤、及びその結合剤と医薬物質との複合体、及びその複合体を封入したD-MEND、及びそのD-MENDを含有するリポソーム製剤などを提供すること。【解決手段】疎水性基修飾ポリヒスチジンは、核酸等と相互作用により結合して複合体を形成することができ、酸性条件下では核酸等を保持し、中性条件下では結合した核酸等を解離することができることから、疎水性基修飾ポリヒスチジンは、結合剤などとして有用である。また、疎水性基修飾ポリヒスチジンと核酸等との複合体及びそれを封入したD-MENDは、核酸等を細胞内へ輸送するのに有用であり、複合体を封入したD-MENDを含むリポソーム製剤は、次世代型の医薬として有用である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
核酸、ペプチド、又は糖と静電的相互作用により結合して複合体を形成し、酸性の条件下で前記核酸、前記ペプチド、又は前記糖を保持し、中性の条件下で結合した前記核酸、前記ペプチド、又は前記糖を解離する結合剤であって、 5〜20個のヒスチジンからなり、疎水性基で修飾されているペプチドを含有することを特徴とする結合剤。
IPC (7件):
C07K 7/06 ,  C07K 7/08 ,  C07K 14/00 ,  C12N 15/09 ,  A61K 47/48 ,  A61K 47/42 ,  A61K 9/127
FI (7件):
C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  C07K14/00 ,  C12N15/00 A ,  A61K47/48 ,  A61K47/42 ,  A61K9/127
Fターム (29件):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024DA02 ,  4B024EA10 ,  4B024GA13 ,  4B024HA11 ,  4B024HA17 ,  4C076AA19 ,  4C076AA95 ,  4C076CC29 ,  4C076CC30 ,  4C076DD06 ,  4C076DD63F ,  4C076EE41 ,  4C076EE41N ,  4C076EE59 ,  4C076FF34 ,  4C076FF70 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045BA50 ,  4H045DA50 ,  4H045EA20 ,  4H045FA10

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