特許
J-GLOBAL ID:201403080210993486

多段圧延機における中間ロールのプロフィール設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 納谷 洋弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-044122
公開番号(公開出願番号):特開2014-172051
出願日: 2013年03月06日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】対象とする特定の圧延条件についてクォ-タ伸びを完全に防止できるように中間ロールのプロフィールの設計方法を提供する。【解決手段】中間ロールのシフト機構を有する多段圧延機において、中間ロールシフトを含む各形状制御手段を制御範囲内で変更した際に板端から50mm以内の板端近傍領域の板幅中央に対する伸び率差がゼロとなるときの前記板端近傍領域よりも板幅中央側の各位置の板幅中央に対する伸び率差が変化する範囲sの中央値tを算出し、中央値tが最も大きくなる位置Aを求めるとともに、位置Aでの中央値tがゼロ近傍となるなかで範囲sが最大近傍となるように中間ロールのプロフィールとして正弦曲線状の縮径部を設計する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
鋼帯を挟み込む一対のワークロールとバックアップロールとの間に複数の中間ロールを有し、各中間ロールを軸方向にシフト可能とするシフト機構を含む形状制御手段を備えた多段圧延機における中間ロールのプロフィール設計方法であって、 板端から50mm以内の領域を板端近傍領域として規定するとともに、板端から20mmの位置を板端近傍領域の代表位置と規定し、 前記代表位置における伸び率と板幅中央における伸び率との差がゼロとなる場合において、前記代表位置よりも板幅中央側の各位置における伸び率と、前記板幅中央位置における伸び率との差を導出し、当該伸び率の差の変動範囲s及び中央値tを算出し、当該中央値tの最大値が生じる位置をクォータ伸びの評価における形状評価位置Aとして導出するとともに、前記形状評価位置Aでの中央値tがゼロ近傍となりつつ変動範囲sが最大近傍となるように中間ロールのプロフィールを設計することを特徴とする多段圧延機における中間ロールのプロフィール設計方法。
IPC (3件):
B21B 37/42 ,  B21B 37/00 ,  B21B 13/14
FI (3件):
B21B37/00 116F ,  B21B37/00 ,  B21B13/14 F
Fターム (4件):
4E024AA02 ,  4E024DD05 ,  4E024DD18 ,  4E024EE05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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