特許
J-GLOBAL ID:201403080262606774

車両用電力管理システム、車両用電力管理装置、及び車両用電気負荷

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-248575
公開番号(公開出願番号):特開2014-094719
出願日: 2012年11月12日
公開日(公表日): 2014年05月22日
要約:
【課題】電価に基づいて各負荷の動作を間接的に制御する電価制御を車両に導入するにあたり、車両の走行性能に直接的な影響が及ぶのを抑えつつ、車両ごとに所望の燃費目標を反映させてその燃費目標を達成できるようにすることで、電価制御の導入の促進を図る。【解決手段】電力マネージャ14は、各負荷21〜24へ供給されている電力に基づいてその供給電力の価値(電価)を算出し、特定の負荷(例えばボデー系負荷23及び熱系負荷24)へ送信する。また、電力マネージャ14は、ユーザ等の外部入力によって設定される燃費目標に基づいて省燃費目標関連情報を生成し、特定の負荷へ送信する。特定の負荷は、電力マネージャ14から送信されてきた電価及び省燃費目標関連情報に基づいて、自身の動作モードを設定する。即ち、省燃費目標関連情報に基づいて電力購買力を設定し、その電力購買力が電価以下の場合は省電力モードに設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両に搭載され、少なくとも1つの電気負荷(23,24)、及び電力供給部(11,12)から前記少なくとも1つの電気負荷へ供給される電力を管理する電力管理装置(14)を備えた車両用電力管理システム(1)であって、 前記少なくとも1つの電気負荷は、 前記電力供給部から供給される電力の価値である供給電力価値がどの程度までならば所定の標準消費電力を消費する通常動作モードで動作することが可能かを判断するための判断基準である電力価値閾値を、前記電力管理装置で生成される閾値設定情報に基づいて設定する電力価値閾値設定手段(29,S550)と、 前記電力管理装置で算出される前記供給電力価値が前記電力価値閾値設定手段により設定された前記電力価値閾値以下ならば自身の動作モードを前記通常動作モードに設定し、前記供給電力価値が前記電力価値閾値より大きいならば自身の動作モードを前記標準消費電力より低い電力で動作する省電力モードに設定する動作モード設定手段(29,S570,S580)と、 を備え、 前記電力管理装置は、 前記少なくとも1つの電気負荷により実際に消費されている電力である需要電力を検出する需要電力検出手段(14a,S230)と、 少なくとも前記需要電力検出手段により検出された前記需要電力に基づいて前記供給電力価値を算出する供給電力価値算出手段(14a,S270)と、 車両の燃費の目標値である燃費目標の設定を受け付ける燃費目標設定手段(14c)と、 前記燃費目標設定手段により設定された前記燃費目標の達成に必要な前記電力価値閾値を前記少なくとも1つの電気負荷に設定させるための、前記閾値設定情報を生成する閾値設定情報生成手段(14a,S130)と、 を備えることを特徴とする車両用電力管理システム。
IPC (2件):
B60R 16/02 ,  H02J 13/00
FI (2件):
B60R16/02 660B ,  H02J13/00 301A
Fターム (7件):
5G064AA04 ,  5G064AC05 ,  5G064AC09 ,  5G064CB03 ,  5G064CB08 ,  5G064CB12 ,  5G064DA11

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