特許
J-GLOBAL ID:201403080531182609

水切り構造及び建物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-271492
公開番号(公開出願番号):特開2014-114670
出願日: 2012年12月12日
公開日(公表日): 2014年06月26日
要約:
【課題】建物内への水の浸入を防止・抑制すると共に、雨水の吹き上げによる防水性能を確保することができる水切り構造及び建物を得る。【解決手段】外壁パネル30の下方側には建物10内への雨水の浸入を防ぐ水切り部材68が設けられている。この水切り部材68にはスポンジゴム体74が設けられており、スポンジゴム体74は水切り部材68と当該水切り部材68と対向する止水役物66との隙間75内に配置されている。これにより、外壁パネル30の中空部38内へ案内された雨水は、スポンジゴム体74に形成された複数の小孔を通じて自重により下方へ向かって排出される。一方、水切り部材68と止水役物66との隙間75にスポンジゴム体74が設けられることによって、当該隙間75における通水抵抗は大きくなる。これにより、水切り部材68の下方から吹き上がる雨水の浸入をスポンジゴム体74によって防止・抑制することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外壁の一部を構成する外壁パネルの下方側に設けられ、建物内への水の浸入を防ぐ水切り部材と、 前記水切り部材に設けられ、当該水切り部材と対向する壁面との間に形成された隙間に配置されたゴム様弾性体と、 を備え、 前記水切り部材は、 前記外壁パネルの下端面と対向可能に設けられた横壁と、 前記横壁における屋外側端部から前記外壁パネルの外壁面に沿って延出する縦壁と、 を含んで構成され、 前記ゴム様弾性体は、 前記横壁と対向する長尺状の第1ゴム様弾性部と、 前記第1ゴム様弾性部の長手方向に沿って複数配置され、当該第1ゴム様弾性部の長手方向と交差する短手方向を貫通する第1貫通孔と、 前記縦壁と対向し、前記第1ゴム様弾性部との間に隙間を空けて設けられた長尺状の第2ゴム様弾性部と、 前記第2ゴム様弾性部において前記第1貫通孔とは前記建物の高さ方向で重ならない位置に複数配置され、当該第2ゴム様弾性部の長手方向と交差する短手方向を貫通する第2貫通孔と、 を含んで構成された水切り構造。
IPC (2件):
E04B 1/64 ,  E04B 1/70
FI (2件):
E04B1/64 C ,  E04B1/70 D
Fターム (8件):
2E001DA03 ,  2E001FA21 ,  2E001FA71 ,  2E001GA14 ,  2E001HE01 ,  2E001LA04 ,  2E001NA07 ,  2E001ND14

前のページに戻る