特許
J-GLOBAL ID:201403080635233825
スタータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石黒 健二
, 長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-230508
公開番号(公開出願番号):特開2014-080942
出願日: 2012年10月18日
公開日(公表日): 2014年05月08日
要約:
【課題】シフトレバーを介してピニオンをエンジン側へ押し出す方式のスタータにおいて、ピニオン移動体とレバー係合部材とのの軸方向の相対移動を防止し、レバー係合部材の磨耗を抑制する。【解決手段】スタータ1は、ピニオン移動体7の外周に装着されるレバー係合部材20と、レバー係合部材20の軸方向への移動を規制する第1ストッパ26及び第2ストッパ27とを備える。そして、レバー係合部材20は、第1ストッパ26を組み付ける際に、第2ストッパ27に当接して軸方向に押し縮められるように変形する凸部35を有している。これによれば、ピニオン移動体7とレバー係合部材20とを軸方向の隙間なく組み付けることができる。このため、ピニオン移動体7とレバー係合部材20との軸方向の相対移動が生じることがなく、レバー係合部材20の磨耗を抑制することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータ(2)と、
このモータ(2)の回転軸と同一軸線上に配置されて、前記モータ(2)の駆動トルクが伝達される出力軸(5)と、
前記出力軸(5)とともに回転するピニオン(6)を有するとともに、前記出力軸(5)の外周に装着され、前記出力軸(5)に対して軸方向に摺動自在に支持されるピニオン移動体(7)と、
電磁石の吸引力によりシフトレバー(8)を駆動し、このシフトレバー(8)を介して、前記ピニオン移動体(7)を前記出力軸(5)に対して反モータ方向へ押し出す電磁ソレノイド(9)と、
前記ピニオン移動体(7)の外周に組み付けられて、前記シフトレバー(8)が係合するレバー係合部材(20)と、
前記レバー係合部材(20)の前記ピニオン移動体(7)に対する軸方向モータ側への移動を規制する第1ストッパ(26)と、
前記レバー係合部材(20)の前記ピニオン移動体(7)に対する軸方向反モータ側への移動を規制する第2ストッパ(27)とを備え、
軸方向において前記第2ストッパ(27)と前記第1ストッパ(26)との間に前記レバー係合部材(20)が配されるスタータであって、
前記レバー係合部材(20)は、前記第1ストッパ(26)が組み付けられる際に、前記第2ストッパ(27)に当接して軸方向に押し縮められるように変形する凸部(35)を有し、
前記凸部(35)は、変形後における前記第2ストッパ(27)との接触面積が、前記ピニオン移動体(7)にかかる回転抵抗力が所定値以下となる面積であることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
FI (6件):
F02N15/06 D
, F02N15/06 E
, F02N15/02 C
, F02N15/02 A
, F02N15/02 G
, F02N15/06 F
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