特許
J-GLOBAL ID:201403080705610702

加熱成形可能で、リサイクル可能な無水エポキシ熱硬化性樹脂および熱硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 越場 隆 ,  越場 洋
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-550843
公開番号(公開出願番号):特表2014-503670
出願日: 2012年01月23日
公開日(公表日): 2014年02月13日
要約:
【課題】本発明は熱変形が可能な熱硬化性樹脂とそれを含む熱硬化性複合材料に関するものである。この組成物は少なくとも一つのエステル交換触媒の存在下で酸無水物から選択される少なくとも一つの硬化剤を少なくとも一つの熱硬化性樹脂前駆物質と接触させて得られる。熱硬化性樹脂前駆物質はヒドロキシル基および/またはエポキシ基を含み、オプションとしてエステル基を含む。エステル交換触媒の全モル量は熱硬化性前駆物質に含まれるヒドロキシル基とエポキシの全モル量の5〜25%にする。本発明はさらに上記物質の加工方法と、上記物質の製造方法と、上記物質のリサイクル方法にも関する。本発明はさらに上記方法の実施に使用する熱硬化性樹脂およびその組成物の新しい固体形態にも関する。
請求項(抜粋):
ヒドロキシル基および/またはエポキシ基を含み、必要に応じてエステル基をさらに含む少なくとも一種の熱硬化性樹脂の前駆物質を含む組成物を、少なくとも一種のエステル交換触媒の存在下で、酸無水物から選択される少なくとも一種の硬化剤と接触させて得られる熱硬化性樹脂組成物であって、 上記エステル交換触媒の全モル量が熱硬化性樹脂の前駆物質中に含まれるヒドロキシルとエポキシの全モル量の5%〜25%の間であり、 触媒は熱硬化性樹脂の前駆物質を含む組成物か、硬化剤を含む組成物中に溶解されており、 硬化剤の量は、上記樹脂がネットワークを形成し且つ2NA<No+2Nxとなるような量が選択される(ここで、Noは前駆物質中のヒドロキシル基のモル数を表し、Nxは前駆物質中のエポキシ基のモル数を表し、NAは熱硬化性ポリマー前駆物質のヒドロキシル基またはエポキシ基と結合を形成できる硬化剤の無水物基のモル数を表す) ことを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
IPC (2件):
C08G 59/68 ,  C08L 63/00
FI (2件):
C08G59/68 ,  C08L63/00 C
Fターム (30件):
4J002CD011 ,  4J002CD051 ,  4J002CD061 ,  4J002CD101 ,  4J002CD121 ,  4J002CD161 ,  4J002DA076 ,  4J002DL006 ,  4J002FD016 ,  4J002FD026 ,  4J002FD076 ,  4J002FD096 ,  4J002FD136 ,  4J002FD176 ,  4J002GC00 ,  4J002GG00 ,  4J002GL00 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J036AA01 ,  4J036AD08 ,  4J036AF06 ,  4J036DA01 ,  4J036DB21 ,  4J036DB22 ,  4J036FA01 ,  4J036GA17 ,  4J036GA29 ,  4J036JA01 ,  4J036JA06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭49-047280

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