特許

J-GLOBAL ID：201403081009114535

汎用の抗タグキメラ抗原受容体発現T細胞及びがんを治療する方法

発明者： ダヴィラ エドゥアルド ,  玉田 耕治
出願人/特許権者： ユニバーシティ オブ メリーランド,ボルチモア
代理人 (1件)： 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-544725
公開番号（公開出願番号）：特表2014-504294
出願日： 2011年12月14日
公開日（公表日）： 2014年02月20日
要約：

本発明は、タグ付き抗体によってマークされた腫瘍細胞等の標的細胞を認識し死滅させる能力及び特異性をT細胞に与える、汎用であり適応性のある抗タグキメラ抗原受容体(AT-CAR)系を提供する。一例としては、様々なヒトがん細胞を、これらの細胞にがん反応性FITC標識抗体が結合している場合に特異的に認識するFITC-CAR発現T細胞を開発した。FITC-CAR発現T細胞の活性化は、効率的な標的溶解、T細胞増殖及びサイトカイン/ケモカイン産生を誘導することが示されている。この系を用いて、がんを有する被験体を治療することができる。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

被験体内のがんを治療する方法であって、 (a)治療を必要とする被験体に、該被験体内のがん細胞に結合するタグ付きタンパク質の配合物を投与することと、 (b)前記被験体に、前記タグ付きタンパク質に結合し、がん細胞死を誘導する治療的に有効な抗タグキメラ抗原受容体(AT-CAR)発現T細胞集団を投与し、それにより被験体内のがんを治療することと、 を含む、方法。

IPC (3件)：

A61K 35/26 ,  A61P 35/00 ,  A61K 39/395

FI (3件)：

A61K35/26 ,  A61P35/00 ,  A61K39/395 T

Fターム (25件)：

4B024AA01 ,  4B024BA31 ,  4B024CA05 ,  4B024CA07 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B065AA93X ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4C085AA14 ,  4C085AA26 ,  4C085CC23 ,  4C085EE03 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB43 ,  4C087BB64 ,  4C087CA04 ,  4C087MA02 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB26

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 薬剤および遺伝子の細胞内送達および組織標的化の促進
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2000-535373   出願人：ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア
• 抗組織因子抗体の複合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-022898   出願人：中外製薬株式会社

審査官引用 (2件)

• 薬剤および遺伝子の細胞内送達および組織標的化の促進
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2000-535373   出願人：ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア
• 抗組織因子抗体の複合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-022898   出願人：中外製薬株式会社

引用文献：

出願人引用 (3件)

• Current Opinion in Immunology, 2009, 21, p.215-223
• 日本化学会講演予稿集, 2008, 88(1), p.613,2PA-055
• 日本薬学会年会要旨集, 2008, 128(4), p.131,28PE-am253

審査官引用 (3件)

• Current Opinion in Immunology, 2009, 21, p.215-223
• 日本化学会講演予稿集, 2008, 88(1), p.613,2PA-055
• 日本薬学会年会要旨集, 2008, 128(4), p.131,28PE-am253