特許
J-GLOBAL ID:201403081240641696
液水を利用した重力機関
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 只一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-217437
特許番号:特許第5605876号
出願日: 2013年10月18日
要約:
【課題】往復動作するシリンダー型のポンプを用い、フロート弁可動部分にフロート弁の往復動作方向へそれぞれ水の重力を作用させることで効率のよい発電や水の搬送が可能な装置を提供する。
【解決手段】往復動作するシリンダー型のポンプを用い、フロート弁が下降動作するときはシリンダー下部室の水が中央管を通って揚水され、フロート弁が上昇動作するときはシリンダー上部室の水が中央管と外管との間を通って揚水される。揚水された水は、揚水筒体の上部において溢れ出て、揚水筒体及び本体ケーシングの集水室及び流下水路形成用の柱構造体を満水状態にする。柱構造体内の重力弁により、昇降時のいずれの時も前記流下水の重力が作用する。流下水路形成用の柱構造体の下部は、水車室に連通しており、揚水した水の重力を利用して水車を回転させ、動力源及び電気を得るようにしている。更に、高い所への揚水専用装置としても機能することができる。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 機関本体のケーシングを下方から水タンク室、水車室、出力ギヤ室、倍力装置室、重力発生室、集水室に区画すると共に、前記機関本体ケーシングの上部に前記集水室へ連通する任意高さの揚水筒体を設け、水車室、出力ギヤ室、倍力装置室、重力発生室を貫通して落下水が流通する流下水路形成用の柱構造体を設けて当該流下水路形成用の柱構造体の上部側を前記集水室へ連通させ、前記重力発生室の流下水路形成用の柱構造体内に重力シリンダーを配置し、前記水タンク室に往復動作する揚水シリンダーを配置し、そのフロート弁に中央管と外管及びパイプシャフトの三重筒体を連結固定すると共に、外管とパイプシャフトとを一体化し、前記三重筒体を前記流下水路形成用の柱構造体内の前記重力シリンダー内へ介在させ、該重力シリンダー内における前記パイプシャフトに重力弁を取り付け、重力シリンダーの上部室及び下部室に前記揚水筒体の水の重力が作用するようにし、前記三重筒体の中央管と外管とを本体ケーシング側に固定された固定中央管と固定外管とに対してスライド自在に嵌合装着し、固定中央管と固定外管とを揚水筒体の上部まで導入して、それらの先端からそれぞれオーバーフロー水が揚水筒体内へ流出するようにし、前記流下水路形成用の柱構造体の下部側を水車室へ連通させて水の噴出口を設け、前記揚水筒体から集水室及び流下水路形成用の柱構造体を通って流れる水を水車へ向けて噴出し、水車から動力源を得るようにして成り、前記揚水シリンダーのフロート弁が下降するときは揚水シリンダー下部室の水が中央管へ流入し、上昇するときは揚水シリンダー上部室の水が中央管と外管との間へ流入するようになっていることを特徴とする液水を利用した重力機関。
IPC (1件):
FI (1件):
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