特許
J-GLOBAL ID:201403081268997950
中和処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小池 晃
, 伊賀 誠司
, 藤井 稔也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-249898
特許番号:特許第5637296号
出願日: 2013年12月03日
要約:
【課題】ニッケル及びコバルトと、鉄、マグネシウム、マンガンの何れか1つ以上を少なくとも含む不純物金属とを含有する硫酸水溶液からニッケル及びコバルトの硫化物を形成する処理工程から発生する貧液の中和処理に際し、高コストな高アルカリ性の中和剤の使用量を低減させて、効率的な中和処理を行うことができる中和処理方法を提供する。
【解決手段】貧液に対して第1の中和剤として水酸化マグネシウムスラリーを用い、pH5.0〜6.0の範囲を終点として中和処理を行う第1の中和処理工程S11と、第1の中和処理工程S11で得られた溶液に、第2の中和剤として水酸化ナトリウム溶液を用いて中和処理を施し、貧液中に残留した金属を含む沈殿物とその金属イオンが除去された中和終液とを得る第2の中和処理工程S12とを有する。
【選択図】 図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 ニッケル及びコバルトと、鉄、マグネシウム、マンガンの何れか1つ以上を少なくとも含む不純物金属とを含有する硫酸水溶液に硫化水素ガスを吹き込み、ニッケル及びコバルトを含む硫化物を形成する硫化処理から得られる貧液中に残留した金属イオンを中和除去する中和処理方法であって、
上記貧液に対して、第1の中和剤として水酸化マグネシウムスラリーを用い、pH5.0〜6.0の範囲を終点として中和処理を行う第1の中和処理工程と、
第1の中和処理工程で得られた溶液に、第2の中和剤として水酸化ナトリウム溶液を用いて中和処理を施し、上記貧液中に残留した金属を含む沈殿物と該金属イオンが除去された中和終液とを得る第2の中和処理工程と
を有することを特徴とする中和処理方法。
IPC (4件):
C22B 3/44 ( 200 6.01)
, C22B 23/00 ( 200 6.01)
, C22B 26/22 ( 200 6.01)
, C22B 47/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
C22B 3/00 Q
, C22B 23/00 102
, C22B 26/22
, C22B 47/00
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