特許
J-GLOBAL ID:201403081499793893

反力式ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-060808
公開番号(公開出願番号):特開2014-185692
出願日: 2013年03月22日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】キャリパボディが一体成形されたものであるにも拘らず,第2腕部の剛性を極力低下させることなく,キャリパボディの両腕部の内側面間距離よりも軸方向長さが長いピストンをシリンダに嵌装し得るようにした反力式ディスクブレーキを提供する。【解決手段】ピストン16の軸方向長さL1を第1及び第2腕部10a,10bの内側面間距離L2よりも大きく設定し,ピストン16を第1及び第2腕部10a,10b間のスペースS側からシリンダ14に嵌装する際,第1及び第2腕部10a,10bの先端部側からスペースSへのピストン16の挿入を可能にすべく,第1及び第2腕部10a,10bの先端部側に開放してピストン16の前端部を受容する有底で切欠き状の凹部20を第2腕部10bの内側面に設けた。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
ブレーキディスク(D)と,このブレーキディスク(D)の両側面に対向する一対の摩擦パッド(P,P′)と,この両摩擦パッド(P,P′)を挟んで相対向する第1及び第2腕部(10a,10b)間をブリッジ部(10c)を介して連結してなる一体成形のキャリパボディ(C)と,前記第1腕部(10a)が備えるシリンダ(14)に嵌装されて一方の摩擦パッド(P)の背面を押圧し得るピストン(16)と,ブレーキディスク(D)及びキャリパボディ(C)に隣接する固定のブラケット(B)と,キャリパボディ(C)及びブラケット(B)を,これらがブレーキディスク(D)の軸方向に沿って相対移動し得るように連結する摺動ピン(8)とよりなり,ピストン(16)の作動により一方の摩擦パッド(P)をブレーキディスク(D)の一側面に押圧したとき,その反作用によりキャリパボディ(C)がピストン(16)の移動と反対方向へ移動して前記第2腕部(10b)により他方の摩擦パッド(P′)をブレーキディスク(D)の他側面に押圧するようにした反力式ディスクブレーキにおいて, ピストン(16)の軸方向長さ(L1)を前記第1及び第2腕部(10a,10b)の内側面間距離(L2)よりも大きく設定し,ピストン(16)を前記第1及び第2腕部(10a,10b)間のスペース(S)側からシリンダ(14)に嵌装する際,前記第1及び第2腕部(10a,10b)の先端部側から前記スペース(S)へのピストン(16)の挿入を可能にすべく,前記第第2腕部(10b)の先端部側に開放してピストン(16)の前端部を受容する有底で切欠き状の凹部(20)を前記第2腕部(10b)の内側面に設けたことを特徴とする反力式ディスクブレーキ。
IPC (4件):
F16D 65/02 ,  F16D 55/227 ,  F16D 65/14 ,  F16D 65/18
FI (5件):
F16D65/02 A ,  F16D55/224 106Z ,  F16D65/14 306 ,  F16D65/20 ,  F16D65/14 104
Fターム (15件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA46 ,  3J058BA64 ,  3J058CC22 ,  3J058CC26 ,  3J058CC35 ,  3J058EA08
引用特許:
出願人引用 (2件)

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