特許
J-GLOBAL ID:201403082185645446
シリコーン塗布繊維からシリコーン系の表面処理剤を除去する方法、該方法に好適な剥離剤
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
近藤 利英子
, 菅野 重慶
, 山田 龍也
, 岡田 薫
, 阿部 寛志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-170059
公開番号(公開出願番号):特開2014-029039
出願日: 2012年07月31日
公開日(公表日): 2014年02月13日
要約:
【課題】表面にシリコーン系の表面処理剤が塗布された繊維から、簡便な方法で、塗布されているシリコーン系の表面処理剤をスポット状に剥離できる技術の提供。【解決手段】シリコーン系の表面処理剤が表面に塗布されているシリコーン塗布繊維の一部分から、該表面処理剤を、剥離剤を用いて除去する方法であって、シリコーンに対して分解能を有する酸および/又はシリコーンに対して親和力を有する溶剤を含む剥離剤を用い、該剥離剤を、繊維の剥離対象部分に接触させ、さらに、その状態で静置又は軽い振動を与えながら、上記剥離剤を繊維の少なくとも一部分に接触させた状態を保持して剥離剤を繊維になじませた後、該剥離剤を洗浄する工程を有し、さらに、必要に応じて、弱アルカリ性の溶液を接触させて残存している酸を中和し、その後に洗浄を行って、中和塩と弱アルカリを除去する工程を有する繊維からシリコーン系の表面処理剤を除去する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
シリコーン系の表面処理剤が表面に塗布されているシリコーン塗布繊維の一部分から、塗布されている表面処理剤を、剥離剤を用いて除去するシリコーン塗布繊維からシリコーン系の表面処理剤を除去する方法であって、
シリコーンに対して分解能を有する酸および/又はシリコーンに対して親和力を有する溶剤を含有してなる剥離剤を用い、
該剥離剤を、上記表面処理剤を除去すべき繊維の少なくとも一部分に接触させ、さらに、その状態で静置又は軽い振動を与えながら、上記剥離剤を繊維の少なくとも一部分に接触させた状態を保持して剥離剤を繊維になじませた後、
上記剥離剤を洗浄する工程を有し、
さらに、必要に応じて、残存している酸を中和するとともに残存するシリコーンを除去するために、弱アルカリ性の溶液を接触させ、その後に再度の洗浄を行う工程を有することを特徴とするシリコーン系の表面処理剤を除去する方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: