特許
J-GLOBAL ID:201403083130508845
奥行き範囲算出装置及びそのプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-205497
公開番号(公開出願番号):特開2014-060649
出願日: 2012年09月19日
公開日(公表日): 2014年04月03日
要約:
【課題】本願発明は、IP方式による被写体の立体像の奥行き範囲及び視差範囲を算出できる奥行き範囲算出装置を提供する。【解決手段】奥行き情報生成装置1は、インテグラルフォトグラフィ方式を用いた立体画像撮影装置910が要素画像群から、立体像の視差範囲及び奥行き範囲を算出するものであり、要素画像群から、仮想要素光学系を介して、波動光学演算を行うことで平面光強度分布を算出する平面光強度分布算出手段10と、距離平面ごとの平面光強度分布を立体空間上の体積光強度分布として記憶する体積光強度分布記憶手段20と、観察者位置において、被写体の立体像の近点と遠点との角度視差量の差分を視差範囲として算出する視差範囲算出手段30と、観察者位置と近点との距離、及び、観察者位置と遠点との距離を算出し、この距離の差分を奥行き範囲として算出する奥行き範囲算出手段40とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インテグラルフォトグラフィ方式を用いた立体画像撮影装置が被写体を撮影した要素画像群から、前記被写体の立体像の視差範囲及び奥行き範囲を算出する奥行き範囲算出装置であって、
前記立体画像撮影装置が撮影した要素画像群を入力し、当該要素画像群に対して、前記要素画像群を表示する立体画像表示装置の要素光学系のピッチおよび焦点距離が同じ仮想要素光学系を2次元状に配列した仮想要素光学系群を介した波動光学演算を行うことで、当該仮想要素光学系群からの距離が異なる予め設定された距離平面ごとの光強度分布である平面光強度分布を算出する平面光強度分布算出手段と、
この平面光強度分布算出手段で算出された距離平面ごとの平面光強度分布を立体空間上の体積光強度分布として記憶する体積光強度分布記憶手段と、
前記仮想要素光学系群を基準に予め設定された観察者位置において、奥行き方向で前記体積光強度分布がゼロとなる位置を前記被写体の立体像の近点及び遠点としてそれぞれ算出し、当該近点と当該遠点との角度視差量の差分を前記視差範囲として算出する視差範囲算出手段と、
前記観察者位置と前記近点との距離、及び、前記観察者位置と前記遠点との距離をそれぞれ算出し、2つの当該距離の差分を前記奥行き範囲として算出する奥行き範囲算出手段と、
を備えることを特徴とする奥行き範囲算出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
2H059AA08
, 2H059AA18
, 2H059AC08
, 5C061AA07
, 5C061AB04
, 5C061AB06
, 5C061AB08
, 5C061AB12
, 5C061AB14
, 5C061AB18
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