特許
J-GLOBAL ID:201403083275098262

冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青木 篤 ,  伊坪 公一 ,  樋口 外治 ,  小林 龍
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-002624
公開番号(公開出願番号):特開2013-257129
出願日: 2013年01月10日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】平板型蒸発器を持つループ型ヒートパイプを用いた冷却装置において、ウィックのドライアウトによる冷却性能の低下を伴わずに薄型化する。【解決手段】ウィック14を内蔵する蒸発器10と、凝縮器と、蒸発器と凝縮器とをループ状に接続する液管及び蒸気管を備えたループ型ヒートパイプを備える冷却装置において、蒸発器10を液管4に接続する第1ケース10Uと蒸気管5に接続する第2ケース10Lに分け、両ケースの接続部には複数の作動液の送出口13Aと、この送出口13Aから出る作動液を全量浸透させるウィック14を配置する。ウィック14には送出口13Aに対応する凹部14Aを持つ凸部14Bを設け、凸部14Bの外周面には溝14Cを設けて第2ケース10L内にウィック14に浸透した作動液を熱で蒸気にして蒸気室17に溜めて液管5に排出する。この構成によりウィック14におけるドライアウトが防止される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
多孔質体を内蔵する蒸発器と、凝縮器と、前記蒸発器と前記凝縮器とをループ状に接続する液管及び蒸気管を備えたループ型ヒートパイプにより発熱体を冷却する冷却装置であって、 前記蒸発器は、第1のケースと第2のケースとを備えており、 前記第1のケースは、熱伝導率の低い材料で形成され、前記液管から供給される作動液を前記多孔質体を通じて前記第2のケース側に送出し、 前記第2のケースは、熱伝導率の高い材料で形成されると共に、前記発熱体から熱を受け取る受熱部と、受け取った熱により前記多孔質体から染み出した前記作動液を蒸気化する加熱部と、前記作動液の蒸気を集めて前記蒸気管に送り出す蒸気収集部とを備え、 前記多孔質体は、前記第1のケースから前記第2のケースに送出される前記作動液の浸透面積を増大させる凹部及び凸部を備えることを特徴とする冷却装置。
IPC (1件):
F28D 15/02
FI (4件):
F28D15/02 E ,  F28D15/02 L ,  F28D15/02 102A ,  F28D15/02 103A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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