特許
J-GLOBAL ID:201403083409127450
ブレード着脱装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-159955
公開番号(公開出願番号):特開2014-018915
出願日: 2012年07月18日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】切削加工装置のスピンドルBの先端装着部に対してブレード着脱用ナットEの着脱操作を行う際に、このナットEがブレード着脱装置から脱落するのを防止する。【解決手段】フランジ把持手段11における係合爪11aの先端爪部11cをブレード挟持用のフランジDに設けた係合用外周溝D1に係合させると共に、この両者の係合固定状態を維持して回転操作部材23を回転操作することにより、このナットEをスピンドルBの先端装着部から取り外しながら後方へ移動させる。このとき、このナットEは係合止着手段13のボール13cを弾性部材13bの弾性に抗して本体13a内へ退避させながら移動する。更に、このナットEの移動後に、弾性部材13bの弾性にて突出するボール13cをナットEの前面側に係合させることにより、このナットEが前方へ移動して脱落するのを防止する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
被加工物を切削加工する切削加工装置のスピンドルに設けた切削用ブレードの装着部位に対して、ブレード挟持用フランジ及びブレード着脱用ナットを含む着脱具を用いて切削用ブレードを着脱操作するブレード着脱装置であって、
前記ブレード装着部位に対してブレード挟持用フランジを着脱操作するフランジ把持部と、前記ブレード装着部位に対してブレード着脱用ナットを着脱操作するナット回転支持部とを含み、
また、前記フランジ把持部は、スリーブ状のフランジ把持部本体と、前記フランジ把持部本体における周方向の等間隔位置に設けた少なくとも三個のフランジ把持手段と、前記各フランジ把持手段の操作部材とから構成し、
更に、前記各フランジ把持手段は、基部側を軸支させた係合爪を前記軸支点を中心として前記フランジ把持部本体の半径方向へ回動可能に設けると共に、前記係合爪を弾性部材の弾性にて前記フランジ把持部本体の軸心とは反対側となる外方向へ弾性押動するように付勢し、
また、前記各フランジ把持手段の操作部材は、前記フランジ把持部本体の外周面に嵌装すると共に、前記フランジ把持部本体の軸方向へ摺動させて前記各フランジ把持手段における前記係合爪を、前記弾性部材の弾性に抗して、前記フランジ把持部本体の軸心側となる前記フランジ把持部本体の内方向へ同時に回動させる係合爪の閉操作を行うことによって前記各係合爪を前記ブレード挟持用フランジの外周面に形成した係合用外周溝に同時に係合するように設け、逆に、前記各係合爪を前記弾性部材の弾性にて前記フランジ把持部本体の軸心とは反対側となる外方向へ同時に弾性回動させる係合爪の開操作を行うことによって、前記各係合爪を前記ブレード挟持用フランジの係合用外周溝から同時に離脱するように構成し、
また、前記ナット回転支持部は、フランジ把持部本体の軸心部に形成した孔部に回転自在に枢着させた回転軸部と、前記回転軸部の前面位置に固着させたナット回転操作部と、前記回転軸部の後面位置に着脱自在に装着した前記回転軸部の回転操作部材とから構成し、
また、前記ナット回転操作部の前面位置における周方向の等間隔位置には、前記ブレード着脱用ナットに設けた係合孔と嵌合させる少なくとも二個のナット回転支持部材を突設し、
また、前記回転軸部には、前記フランジ把持部本体の孔部からの離脱を防止するための抜止部材を止着し、
更に、前記フランジ把持手段における各係合爪の先端爪部の内側位置に前記ブレード着脱用ナットの係合止着手段を配設すると共に、前記ブレード着脱用ナットを前記ナット回転操作部のナット回転支持部材に嵌合させた状態で前記ナット回転操作部を後面側へ移動させたとき、前記係合止着手段を介して前記ブレード着脱用ナットを係合止着させることにより、前記ブレード着脱用ナットが前面側へ移動するのを防止するように構成したことを特徴とするブレード着脱装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B24B45/00 A
, H01L21/78 F
Fターム (4件):
3C034BB52
, 3C034BB65
, 3C034BB68
, 3C034BB69
引用特許:
審査官引用 (2件)
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ブレード着脱装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-285401
出願人:TOWA株式会社
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ブレード脱着補助装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-122074
出願人:株式会社ディスコ
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