特許
J-GLOBAL ID:201403083690079818
車両用クラッチケーブルの調整装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-100285
公開番号(公開出願番号):特開2014-219086
出願日: 2013年05月10日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】調整ナットの弛みを防止しながら、作業性を高めると共に高品質を維持することが可能な車両用クラッチケーブルの調整装置を提供する。【解決手段】クラッチケーブル4の取付位置を調整ナット11の回転によって調整する。調整ナット11の外周面には、軸線方向に延び且つ中心に向けて凹む凹溝15を形成する。一方、クラッチケーブル4が貫通される筒状部材12を変速機ケース5に支持する。筒状部材12は弾性を有し、調整ナット11が接触する側の軸線方向端部に膨出部14を一体に形成する。膨出部14は、外周部に対して径方向中央部が調整ナット11側に突出するように形成される。また、膨出部14の外周部から調整ナット11側に向けて径方向外側に傾斜する突起部16を形成する。調整ナット11によって膨出部14が予め設定された力で押されると、膨出部14が回転するように変形し、それに伴って突起部16が凹溝15内に入り込む。【選択図】図6
請求項(抜粋):
車両用変速機の内部に配置されたクラッチレリーズフォークとクラッチペダルとの間を連絡して、前記クラッチペダルの操作力を前記クラッチレリーズフォークに伝達する車両用クラッチケーブルの調整装置であって、
ブラケットを介して前記変速機又は車体に支持され、前記クラッチケーブルが貫通し、弾性を有する筒状部材と、
前記筒状部材の軸線方向端部に接触し、前記クラッチケーブルが貫通し、前記クラッチケーブルの取付位置を調整するための調整ナットと、
前記調整ナットの外周面に形成され、前記調整ナットの軸線方向に延び且つ前記調整ナットの中心に向けて凹む凹溝と、
外周部に対して径方向中央部が前記調整ナット側に突出するように前記調整ナットが接触する前記筒状部材の軸線方向端部に形成され、前記調整ナットによって押されると外周部を支点に径方向中央部が回転するように変形する膨出部と、
前記膨出部の外周部から前記調整ナット側に向けて径方向外側に傾斜するように形成され、前記調整ナットによって前記膨出部が予め設定された力で押された場合に、前記膨出部の回転変形に伴って前記凹溝内に入り込む突起部と
を備えたことを特徴とする車両用クラッチケーブルの調整装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
3J056AA58
, 3J056AA62
, 3J056BA06
, 3J056BE09
, 3J056DA03
, 3J056DA23
, 3J056GA02
, 3J056GA12
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