特許
J-GLOBAL ID:201403083889450450
気象レーダ装置、フェーズドアレイレーダ装置、観測シーケンス作成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (13件):
蔵田 昌俊
, 福原 淑弘
, 中村 誠
, 野河 信久
, 峰 隆司
, 河野 直樹
, 砂川 克
, 井関 守三
, 赤穂 隆雄
, 井上 正
, 佐藤 立志
, 岡田 貴志
, 堀内 美保子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-194356
公開番号(公開出願番号):特開2014-048273
出願日: 2012年09月04日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】積乱雲の中心部を高密度かつ高精度に観測することが可能な気象レーダ装置を提供する。【解決手段】気象レーダ装置は、2重偏波レーダ装置と、フェーズドアレイレーダ装置とを具備する。2重偏波レーダ装置は、第1及び第2の反射パルスに基づいて第1の降水強度データを算出する。フェーズドアレイレーダ装置は、状況判定部及び合成部を備える。フェーズドアレイレーダ装置は、第3の反射パルスに基づいて第2の降水強度データを算出する。状況判定部は、第2の降水強度データと、予め設定された閾値とを比較し、第2の降水強度データに前記閾値を超えるデータが含まれる場合、閾値を超えるデータに対応する領域の観測に、領域外の観測の少なくともいずれかを割り当てるように、2重偏波レーダ装置の観測シーケンスを作成する。合成部は、第2の降水強度データに、観測シーケンスに従って取得された第1の降水強度データを合成させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
偏波の方向が互いに異なる第1及び第2のレーダパルスを、観測シーケンスに従った方向へ放射し、前記第1及び第2のレーダパルスが反射された第1及び第2の反射パルスを受信する2重偏波レーダ装置と、
第3のレーダパルスを放射し、前記第3のレーダパルスが反射された第3の反射パルスを受信するフェーズドアレイレーダ装置と、
を具備し、
前記2重偏波レーダ装置は、
前記第1の反射パルスに基づいて第1の受信強度を算出し、前記第2の反射パルスに基づいて第2の受信強度を算出する第1の信号処理装置と、
前記第1及び第2の受信強度に基づいて第1の降水強度データを算出する第1のデータ変換装置と
を備え、
前記フェーズドアレイレーダ装置は、
前記第3の反射パルスに基づいて第3の受信強度を算出する第2の信号処理装置と、
前記第3の受信強度を第2の降水強度データに変換する第2のデータ変換装置と、
前記第2の降水強度データと、予め設定された閾値とを比較し、前記第2の降水強度データに前記閾値を超えるデータが含まれる場合、前記閾値を超えるデータに対応する領域の観測に、前記領域外の観測の少なくともいずれかを割り当てるように、前記2重偏波レーダ装置の観測シーケンスを作成する状況判定部と、
前記第2の降水強度データに、前記観測シーケンスに従って取得された第1の降水強度データを合成させる合成部と
を備えることを特徴とする気象レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/95
, G01S 7/02
, G01W 1/00
FI (3件):
G01S13/95
, G01S7/02 F
, G01W1/00 C
Fターム (11件):
5J070AC06
, 5J070AC15
, 5J070AD10
, 5J070AD15
, 5J070AE13
, 5J070AH05
, 5J070AH31
, 5J070AH34
, 5J070AK22
, 5J070BA01
, 5J070BD01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
“フェーズドアレイ気象レーダーの研究開発”
-
「日本初 「フェーズドアレイ気象レーダ」を開発」, 20120831, [平成28年3月3日検索],インターネット
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