特許
J-GLOBAL ID:201403083927461739

エスカレーターの踏段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高田 守 ,  高橋 英樹 ,  小澤 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-089535
公開番号(公開出願番号):特開2014-213957
出願日: 2013年04月22日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】踏段がステップ軸に固定され緩みが発生していないことを、踏板の上面から容易に確認できるエスカレーターの踏段を得る。【解決手段】踏板5の上面から貫通穴8を通して締付治具15を挿入し、締付ボルト14を締付方向に回転させて踏段をステップ軸4に固定するものにおいて、踏板の上面に設けられた透明の確認窓16と、確認窓の下面に設けられ、他端が開放されたガイド筒17と、ガイド筒内に一部が挿入され、残部がガイド筒の外側に露出され、柔軟性かつ伸縮性のある密閉充填袋により構成された棒状体19と、ガイド筒内に挿入された複数個の球状表示体20と、棒状体の露出部を固定保持部の水平突出部との間に挟み込むことにより押し潰す押付具22とを備え、踏段取付時に、押付具が棒状体の露出部を押し潰すと、ガイド筒内の棒状体の一部が延伸し、球状表示体を透明の確認窓の内面に押し付ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
踏段を構成し、上面から下面に貫通する貫通穴が設けられた踏板と、前記踏板の下面に設けられ、踏段を構成するブラケットと、前記ブラケットに固定され、踏段が係合するステップ軸の上面に跨って係合する湾曲部を有する固定保持部と、前記固定保持部の一端の水平突出部に設けられた挿入穴と、前記ブラケットに可動軸を介して回動可能に設けられ、前記ステップ軸の下面に係合する湾曲部を有する可動保持部と、前記可動保持部の一端の水平突出部に設けられたネジ穴と、前記固定保持部の挿入穴を通して前記可動保持部のネジ穴と係合し、前記固定保持部と前記可動保持部により前記ステップ軸に踏段を固定する締付ボルトとを備え、点検作業の踏段取付時に、前記踏板の上面から貫通穴を通して締付治具を挿入し、前記締付ボルトを締付方向に回転させて踏段を前記ステップ軸に固定するエスカレーターの踏段において、 前記踏板の上面に、前記締付ボルトの締付状態を踏板の上から確認できるように設けられた透明の確認窓と、 前記確認窓の下面に設けられ、他端が開放されて前記締付ボルトの頭部近傍に位置しているガイド筒と、 前記ガイド筒の筒状部内に一部が挿入され、その残部が前記ガイド筒の外側に露出されており、柔軟性かつ伸縮性のある素材により密閉された充填袋に構成された棒状体と、 前記棒状体の先端に位置するように前記ガイド筒の筒状部内に挿入され、通常は前記透明の確認窓から見えない位置にある複数個の球状表示体と、 前記締付ボルトの頭部と前記固定保持部の水平突出部との間に設けられ、前記棒状体の露出部を前記固定保持部の水平突出部との間に挟み込むことにより押し潰す押付具とを備え、 前記締付ボルトを締付方向に回転させた踏段取付時に、前記押付具が前記棒状体の露出部を前記固定保持部の水平突出部との間に挟み込んで押し潰すことにより、前記ガイド筒の筒状部内の前記棒状体の一部が延伸し、前記球状表示体を前記透明の確認窓の内面に押し付けることを特徴とするエスカレーターの踏段。
IPC (2件):
B66B 23/12 ,  B66B 31/00
FI (2件):
B66B23/12 F ,  B66B31/00 D
Fターム (5件):
3F321AA02 ,  3F321CB25 ,  3F321EA15 ,  3F321EB01 ,  3F321HA04

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