特許
J-GLOBAL ID:201403084204993534
バイオマス由来の有機化合物の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-045688
公開番号(公開出願番号):特開2014-196294
出願日: 2014年03月07日
公開日(公表日): 2014年10月16日
要約:
【課題】バイオマス資源から灰分を除くほとんどの成分を有効利用することができる技術を提供する。【解決手段】上記課題は、バイオマスを粉砕してバイオマス由来原料を製造する工程(1)と;前記バイオマス由来原料に酸熱水処理を施して、キシロースおよびフルフラールの少なくとも一方を含む溶液または残渣Aを回収する工程(2a)と;前記残渣Aを利用する場合、前記残渣Aにアルカリ処理を施し、リグニン可溶化物を含む溶液またはセルロースを含む残渣Bを回収する工程(2b)と;前記キシロースおよびフルフラールの少なくとも一方を含む溶液、前記リグニン可溶化物を含む溶液またはセルロースを含む残渣Bと、触媒成分と、必要であればpH調整成分と、を混合して水素圧0.1〜10MPa、373〜673Kの条件下で0.1〜10時間反応する工程(2)と;前記工程(2)により得られた反応液からバイオマス由来の有機化合物を回収する工程(3)と;を有するバイオマス由来の有機化合物の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
バイオマスを粉砕してバイオマス由来原料を製造する工程(1)と;
前記バイオマス由来原料に酸熱水処理を施して、キシロースおよびフルフラールの少なくとも一方を含む溶液または残渣Aを回収する工程(2a)と;
前記残渣Aを利用する場合、前記残渣Aにアルカリ処理を施し、リグニン可溶化物を含む溶液またはセルロースを含む残渣Bを回収する工程(2b)と;
前記キシロースおよびフルフラールの少なくとも一方を含む溶液、前記リグニン可溶化物を含む溶液またはセルロースを含む残渣Bと、触媒成分と、必要であればpH調整成分と、を混合して水素圧0.1〜10MPa、373〜673Kの条件下で0.1〜10時間反応する工程(2)と;
前記工程(2)により得られた反応液からバイオマス由来の有機化合物を回収する工程(3)と;
を有する、バイオマス由来の有機化合物の製造方法。
IPC (3件):
C07C 29/141
, B09B 3/00
, C07C 31/18
FI (4件):
C07C29/141
, B09B3/00 Z
, B09B3/00 304Z
, C07C31/18 A
Fターム (33件):
4D004AA01
, 4D004AA12
, 4D004AA50
, 4D004AC05
, 4D004BA10
, 4D004CA04
, 4D004CA22
, 4D004CA34
, 4D004CA39
, 4D004CA42
, 4D004CA50
, 4D004CB01
, 4D004CB13
, 4D004CB31
, 4D004CC12
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D004DA07
, 4D004DA20
, 4H006AA02
, 4H006AC41
, 4H006BA25
, 4H006BA55
, 4H006BB31
, 4H006BB44
, 4H006BC10
, 4H006BC11
, 4H006BC16
, 4H006BC19
, 4H006BE04
, 4H006FG50
, 4H039CA60
, 4H039CB20
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