特許
J-GLOBAL ID:201403084480856770
血液成分採取装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
千葉 剛宏
, 宮寺 利幸
, 大内 秀治
, 仲宗根 康晴
, 坂井 志郎
, 山野 明
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012058919
公開番号(公開出願番号):WO2012-144312
出願日: 2012年04月02日
公開日(公表日): 2012年10月26日
要約:
血液成分採取装置(10)は、第1サイクル時に中間バッグ(126a)内に濃厚血小板を移送する血小板移送工程の前に、遠心分離して得られた血漿を所定量だけ中間バッグ(126a)に導入する血漿導入工程を行う。抗凝固剤濃度が高い血漿が予め中間バッグ(126a)に導入されるため、中間バッグ(126a)内での濃厚血小板の凝集塊の発生を抑制することができる。
請求項(抜粋):
ドナーから血液を採取する採血ライン(14a)と、
前記採血ライン(14a)に抗凝固剤を供給する抗凝固剤供給ライン(14c)と、
採取された血液を遠心分離して所定の血液成分を得る遠心分離器(120)と、
遠心分離して得られた血漿を貯留する血漿採取バッグ(122)と、
遠心分離して得られた濃厚血小板を一時的に貯留する中間バッグ(126a)と、
前記中間バッグ(126a)から移送される濃厚血小板を貯留する血小板採取バッグ(124)と、
前記中間バッグ(126a)と前記血小板採取バッグ(124)との間の送液ライン上に設けられ、前記濃厚血小板中の所定成分を除去するフィルター(130)と、
前記遠心分離器(120)と前記血漿採取バッグ(122)との間の流路を連通させる状態と、前記遠心分離器(120)と前記中間バッグ(126a)との間の流路を連通させる状態とを選択的に切り替える切替手段(36c、36e)と、
前記遠心分離器(120)及び前記切替手段(36c、36e)を駆動制御する制御部(26)と、
を有し、
前記制御部(26)は、
血液を前記採血ライン(14a)から前記遠心分離器(120)に導入して遠心分離を行うとともに遠心分離して得られた血漿を前記血漿採取バッグ(122)に移送する血漿採取工程と、
前記血漿採取工程の後に、遠心分離して得られた濃厚血小板を前記中間バッグ(126a)に移送する血小板移送工程と、
を少なくとも1サイクル行い、
第1サイクル時の前記血小板移送工程の前に、遠心分離して得られた血漿を所定量だけ前記中間バッグ(126a)に導入する血漿導入工程を行う、
ことを特徴とする血液成分採取装置(10)。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
4C077AA12
, 4C077BB04
, 4C077DD07
, 4C077EE01
, 4C077HH03
, 4C077HH09
, 4C077HH13
, 4C077HH17
, 4C077JJ08
, 4C077JJ19
, 4C077KK05
, 4C077NN02
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