特許
J-GLOBAL ID:201403085031460361
耐疲労き裂伝ぱ特性に優れた溶接構造物用鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-184988
公開番号(公開出願番号):特開2014-095146
出願日: 2013年09月06日
公開日(公表日): 2014年05月22日
要約:
【課題】伝ぱ方向の制約を受けることなく耐疲労き裂伝ぱ特性を向上し、かつ優れた強度、延性、靭性、溶接性を有する溶接構造物用鋼板を提供する。【解決手段】C:0.02〜0.25%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、炭素当量Ceq=[C]+[Mn]/6+([Cr]+[Mo]+[V])/5+([Ni]+[Cu])/15≦0.38%で、板厚の1/4位置にてベイナイトとフェライトの合計面積分率が70%を超え、残部がパーライトからなり、かつ板厚の1/4位置と板厚中央位置における板面に平行な(110)面のX線回折強度比(110)Qと(110)Mが1.5以下であり、板厚中央位置における板面に平行な(100)面と(111)面のX線回折強度比(100)Mと(111)Mが所定の範囲を満足する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.25質量%、Si:0.01〜0.50質量%、Mn:0.5〜2.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記(1)式で算出される炭素当量Ceqが0.38質量%以下である組成を有し、かつ板厚の1/4位置と板厚中央位置における板面に平行な(110)面のX線回折強度比(110)Qと(110)Mが1.5以下であり、前記板厚中央位置における板面に平行な(100)面と(111)面のX線回折強度比(100)Mと(111)Mが下記(2)〜(4)式を満足することを特徴とする耐疲労き裂伝ぱ特性に優れた溶接構造物用鋼板。
記
Ceq=[C]+([Mn]/6)+(〔[Cr]+[Mo]+[V]〕/5)+(〔[Ni]+[Cu]〕/15) ・・・(1)
ここで、[C]、[Mn]、[Cr]、[Mo]、[V]、[Ni]、[Cu]:各元素の含有量(質量%)、含有しない場合には0とする。
1.5×(110)M ≦ (100)M ≦ 4.0×(110)M ・・・(2)
2.0×(110)M ≦ (111)M ≦ 4.5×(110)M ・・・(3)
(100)M ≦ (111)M ・・・(4)
IPC (4件):
C22C 38/00
, C22C 38/04
, C22C 38/58
, C21D 8/02
FI (4件):
C22C38/00 301B
, C22C38/04
, C22C38/58
, C21D8/02 B
Fターム (30件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CF01
, 4K032CF02
引用特許:
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