特許
J-GLOBAL ID:201403085249293122

塗工装置および塗工膜形成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-063239
公開番号(公開出願番号):特開2014-188382
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】低コストかつ簡易な制御で塗工ギャップを実質的に許容範囲内に保ち、基材上に所望の膜厚の塗工膜を得る塗工装置および塗工膜形成システムを提供する。【解決手段】塗工装置300では、吐出口310aと搬送ローラ23に搬送される基材FSとのX方向についての間隔(塗工ギャップD)が、X方向において固定台330より搬送ローラ23の近くに配されるギャップ規定部37で規定される。このため、固定台330、搬送ローラ23、ギャップ規定部37を固定支持するフレームが周辺温度の変化により変形したとしても、固定台330で塗工ギャップDが規定されている場合に比べ、塗工ギャップDの変化量ΔDを小さく抑えられる。その結果、線膨張率の高い部材をフレームに利用せず、塗工装置300周辺の温度制御を厳密に行わない場合でも、許容範囲内の塗工ギャップDを得ることができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
可撓性の基材の表面に塗工液を塗工する塗工装置であって、 (a) 前記基材の裏面に当接し当該基材を搬送する搬送ローラと、 (b) 前記搬送ローラによって搬送される前記基材の前記表面に向けて吐出口から塗工液を吐出する吐出部と、当該吐出部をその吐出方向に沿って双方向に変位させる吐出部変位機構と、吐出部を吐出方向に向けて付勢する付勢部と、を備える塗工部と、 (c) 前記付勢部によって付勢された前記吐出部が当接することによって、前記搬送ローラによって搬送される前記基材の前記表面と前記吐出口との前記吐出方向についての間隔である塗工ギャップを所定間隔に規定するギャップ規定部と、 (d) 前記搬送ローラの軸を第1位置で固定支持し、前記塗工部を前記第1位置より吐出方向について所定距離離れた第2位置で固定支持し、前記ギャップ規定部を前記吐出方向についての前記第1位置からの距離が前記所定距離より近い第3位置で固定支持する支持部材と、 を備え、 前記吐出部変位機構によって前記吐出部が前記搬送ローラに近づく方向に変位され、前記吐出部が前記付勢部によって付勢されて前記ギャップ規定部に当接した状態で、前記基材への塗工処理が実行されることを特徴とする塗工装置。
IPC (2件):
B05C 5/02 ,  B05C 9/14
FI (2件):
B05C5/02 ,  B05C9/14
Fターム (14件):
4F041AA12 ,  4F041AB01 ,  4F041BA05 ,  4F041BA24 ,  4F041BA57 ,  4F041CA02 ,  4F041CA13 ,  4F041CA23 ,  4F042AA22 ,  4F042AB00 ,  4F042BA08 ,  4F042BA19 ,  4F042BA25 ,  4F042DB02

前のページに戻る