特許
J-GLOBAL ID:201403086064857298

昇圧電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-037713
公開番号(公開出願番号):特開2014-166108
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】昇圧電源装置において、DC/DCコンバータの出力電圧を監視する回路の異常を、検出可能にする。【解決手段】燃料噴射弁11を制御するECU1は、バッテリ電圧VBを昇圧してコンデンサC1を充電するDC/DCコンバータ3と、DC/DCコンバータ3の出力電圧Vcを抵抗R5,R6で分圧し、その分圧した電圧Vm2を出力する分圧回路25と、電圧Vm2が閾値を超えたか否かを判定することにより、出力電圧Vcが目標電圧範囲よりも高い過充電状態か否かを判定し、過充電状態であると判定すると、DC/DCコンバータ3の充電回路5が動作するのを禁止する電圧監視回路27とを備える。更に、ECU1では、マイコン9が、トランジスタ33をオンして、抵抗5と並列に抵抗R7を接続させることで、電圧Vm2が閾値を超えるようにし、その状態で、電圧監視回路27が過充電状態であると判定しなければ、電圧監視回路27が異常と判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンデンサ(C1)と、電源電圧を昇圧して前記コンデンサを充電する充電回路(5)と、前記コンデンサの充電電圧が目標電圧範囲に入るように前記充電回路を動作させる充電制御回路(7)とを有し、前記コンデンサの充電電圧を出力電圧として出力するDC/DCコンバータ(3)と、 前記出力電圧を所定の分圧比で分圧し、その分圧した電圧を監視対象電圧として出力する分圧回路(25)と、 前記監視対象電圧を入力して、該監視対象電圧が閾値を超えたか否かを判定することにより、前記出力電圧が前記目標電圧範囲よりも高い過充電状態であるか否かを判定し、該過充電状態であると判定すると、前記充電回路が動作するのを禁止する電圧監視回路(27)と、 を備えた昇圧電源装置において、 前記分圧回路の電圧出力特性を変えることにより、前記分圧回路から前記電圧監視回路に入力される前記監視対象電圧を、前記閾値よりも高い電圧に変更する変更手段(R7,33,43,47)と、 前記変更手段を動作させて、前記電圧監視回路が前記過充電状態であると判定したか否かを判定し、前記電圧監視回路が前記過充電状態であると判定しなかった場合には、前記電圧監視回路が異常であると判定する診断手段(9,S130,S140,S160,S200)と、 を備えることを特徴とする昇圧電源装置。
IPC (2件):
H02M 3/155 ,  H02J 7/00
FI (3件):
H02M3/155 C ,  H02M3/155 F ,  H02J7/00 Q
Fターム (16件):
5G503AA01 ,  5G503BA01 ,  5G503BB01 ,  5G503EA09 ,  5H730AA20 ,  5H730AS00 ,  5H730BB14 ,  5H730BB57 ,  5H730DD04 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FF09 ,  5H730XX03 ,  5H730XX12 ,  5H730XX23 ,  5H730XX32

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