特許
J-GLOBAL ID:201403086343162593

慣性質量ダンパーを用いた低層集中制震システムの最適設計法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-160828
公開番号(公開出願番号):特開2014-020141
出願日: 2012年07月19日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】低層集中制震システムを一般的な構造物に拡張して適用することを可能とするべく、回転慣性質量ダンパーの最適諸元を定点理論により設定する。【解決手段】減衰の小さい多層構造物を対象としてその低層部1の層間に慣性質量ダンパー3と粘性減衰要素としてのオイルダンパー4を層剛性と並列に付加することにより、前記多層構造物の応答を抑制する低層集中制震システムに適用する最適設計法であって、低層部および高層部2をそれぞれ1質点系にモデル化して、低層部の質量m1、低層部の剛性k1、高層部の質量m2、高層部の剛性k2としたとき、前記慣性質量ダンパーによる慣性質量ψ1と前記粘性減衰要素による減衰係数c1を、2(k1/k2)-(m1/m2)>0 を条件として加速度または変位で最適化する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
減衰の小さい多層構造物を対象としてその低層部の層間に慣性質量ダンパーと粘性減衰要素を層剛性と並列に付加することにより、前記多層構造物の応答を抑制する低層集中制震システムに適用する最適設計法であって、 低層部および高層部をそれぞれ1質点系にモデル化して、低層部の質量m1、低層部の剛性k1、高層部の質量m2、高層部の剛性k2としたとき、前記慣性質量ダンパーによる慣性質量ψ1と前記粘性減衰要素による減衰係数c1を、それぞれ加速度で最適化するべく次式に基づいて設定することを特徴とする慣性質量ダンパーを用いた低層集中制震システムの最適設計法。
IPC (3件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/023
FI (4件):
E04H9/02 301 ,  F16F15/02 C ,  F16F15/023 A ,  F16F15/02 A
Fターム (19件):
2E139AA01 ,  2E139AA05 ,  2E139AB01 ,  2E139AC19 ,  2E139AC43 ,  2E139AC75 ,  2E139BA30 ,  2E139BB36 ,  2E139BD32 ,  3J048AA05 ,  3J048AC04 ,  3J048AD06 ,  3J048BE03 ,  3J048BF14 ,  3J048CB18 ,  3J048CB21 ,  3J048CB23 ,  3J048DA10 ,  3J048EA38

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