特許
J-GLOBAL ID:201403086385775730

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-067305
公開番号(公開出願番号):特開2014-192036
出願日: 2013年03月27日
公開日(公表日): 2014年10月06日
要約:
【課題】燃料電池システムの過度な湿潤状態を効率的に回復させる。【解決手段】燃料電池システム10は、少なくとも酸化剤および熱媒体の流れが並行流である燃料電池スタック20と、熱媒体流路に供給される熱媒体の温度および供給量を変化させる熱媒体調節手段と、酸化剤の温度と湿度と流量を変化させる酸化剤温湿度調節手段と、熱媒体調節手段および酸化剤温湿度調節手段を調節する制御部100と、を備える。制御部100は、燃料電池スタック20の発電性能が許容される状態から外れた場合には、熱媒体調節手段と酸化剤温湿度調節手段とのうち少なくとも一方を調節することによって、熱媒体流路の入口付近における熱媒体の温度を酸化剤流路の入口付近における酸化剤の露点と同等にした上で、酸化剤流路の出口付近における酸化剤の相対湿度を100%未満にする回復運転を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解質膜の一方の面にアノードが接合されて前記電解質膜の他方の面にカソードが接合された複数の膜電極接合体、前記アノードに燃料を供給する燃料流路が設けられた燃料流路プレート、前記カソードに酸化剤を供給する酸化剤流路が設けられた酸化剤流路プレート、および隣接する一方の膜電極接合体に設けられた燃料流路プレートと他方の膜電極接合体に設けられた酸化剤流路プレートとの間に熱媒体が流通する熱媒体流路が設けられた積層体を含み、少なくとも前記酸化剤および前記熱媒体の流れが並行流である燃料電池スタックと、 前記熱媒体流路に供給される前記熱媒体の温度および供給量を変化させる熱媒体調節手段と、 前記酸化剤の温度と湿度と流量を変化させる酸化剤温湿度調節手段と、 前記熱媒体調節手段および前記酸化剤温湿度調節手段を調節する制御部と、 を備え、 前記制御部は、 前記燃料電池スタックが通常運転をしている場合には、前記熱媒体調節手段と前記酸化剤温湿度調節手段とのうち少なくとも一方を調節することによって、前記酸化剤流路の出口付近における前記酸化剤の相対湿度を100%とし、 前記燃料電池スタックの発電性能が許容される状態から外れた場合には、前記熱媒体調節手段と前記酸化剤温湿度調節手段とのうち少なくとも一方を調節することによって、前記熱媒体流路の入口付近における前記熱媒体の温度を前記酸化剤流路の入口付近における前記酸化剤の露点と同等にした上で、前記酸化剤流路の出口付近における前記酸化剤の相対湿度を100%未満にする回復運転を行うことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10
FI (6件):
H01M8/04 Z ,  H01M8/04 K ,  H01M8/04 J ,  H01M8/04 T ,  H01M8/04 N ,  H01M8/10
Fターム (15件):
5H026AA06 ,  5H026HH06 ,  5H026HH08 ,  5H027AA06 ,  5H027CC06 ,  5H027KK22 ,  5H027KK28 ,  5H027KK44 ,  5H027KK48 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56 ,  5H027MM03 ,  5H027MM04 ,  5H027MM09 ,  5H027MM16

前のページに戻る