特許
J-GLOBAL ID:201403086801798826
コンテナの緊締装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
米山 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-158134
公開番号(公開出願番号):特開2014-019228
出願日: 2012年07月13日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】格納されたツイストロックのコンテナ載置面に対する下方への突出量を抑制しつつ、コンテナを強固に緊締する。【解決手段】ツイストロック52の係止回転軸部112は、ツイスト回転軸114を中心として回転自在で且つツイスト回転軸114に沿ってスライド自在にツイストロック本体111に支持された状態で軸挿通孔115を挿通する。ハンドル54の雌ネジ部は、ツイストロック本体111の基端111b側から突出する係止回転軸部112の雄ネジ部116に螺合する。ツイストロック本体111は、傾動回転軸151を中心としてベース体53に回転自在に支持され、ツイストロック52は、ロックカバー55が開放位置に設定され且つロックピンヘッド113が係合解除位置に設定された状態で、傾動回転軸151を中心としてベース体53の開口部109を通って使用位置と格納位置との間で傾動自在である。【選択図】図10
請求項(抜粋):
車体側の支持フレームにコンテナを緊締するための緊締装置であって、
上面がコンテナ載置面となる上板部と、前記上板部の下方に区画される収納空間と、前記上板部に形成されて前記収納空間を上方へ開放する開口部とを有し、前記支持フレームの車幅方向の端部に固定的に設けられるベース体と、
所定のツイスト回転軸に沿って基端側から先端側へ軸挿通孔が貫通する筒形状のツイストロック本体と、前記ツイスト回転軸を中心として回転自在で且つ該ツイスト回転軸に沿ってスライド自在に前記ツイストロック本体に支持された状態で前記軸挿通孔を挿通する係止回転軸部と、前記係止回転軸部の一端に固定されて前記ツイストロック本体の先端側で露出する係止部と、を有し、前記係止回転軸部の他端側の外周面に雄ネジ部が形成されたツイストロックと、
前記軸挿通孔よりも大きい外径を有する環形状であり、前記係止回転軸部の前記雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が内周面に形成され、前記ツイストロック本体の基端側から突出する前記係止回転軸部の前記雄ネジ部に前記雌ネジ部が螺合することによって前記係止回転軸部の他端側に取り付けられるハンドルと、
前記開口部の一部を覆う閉止位置と開放する開放位置との間を移動可能に前記ベース体に支持されるロックカバーと、を備え、
前記ツイストロックの前記係止部は、前記係止回転軸部の回転によって係合解除位置と該係合解除位置から所定角度回転した係合位置との間を回転し、
前記ツイストロック本体は、所定の傾動回転軸を中心として前記ベース体に回転自在に支持され、前記ツイストロックは、前記ロックカバーが前記開放位置に設定され且つ前記係止部が前記係合解除位置に設定された状態で、前記傾動回転軸を中心として前記ベース体の前記開口部を通って使用位置と格納位置との間で傾動自在であり、
前記ツイストロック本体は、前記使用位置では略鉛直に起立して前記ベース体の前記コンテナ載置面から上方へ突出し、前記格納位置では前記収納空間で倒伏し、
前記閉止位置に設定された前記ロックカバーの上面は、前記ベース体の前記上板部の前記上面と略同一面に配置されて前記コンテナ載置面を構成し、
前記使用位置の前記ツイストロック本体は、前記閉止位置に設定された前記ロックカバーによって前記格納位置への傾動が規制され、
前記ツイストロックが前記使用位置に設定された状態での前記係合解除位置の前記係止部は、前記コンテナシャシに積載されるコンテナの隅金具の係合穴に下方から進入し、前記係止回転軸部がロック方向へ回転することによって、前記係合解除位置から前記係合位置へ回転し、前記係止回転軸部に対して前記ハンドルが前記ロック方向へ回転することによって、前記ハンドルとの距離が短縮されて前記隅金具を前記コンテナ載置面との間で締め付ける
ことを特徴とするコンテナの緊締装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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