特許
J-GLOBAL ID:201403086844581030

ワンウェイクラッチ、及びワンウェイクラッチを備えた無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 友雄 ,  新井 孝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-117354
公開番号(公開出願番号):特開2014-234890
出願日: 2013年06月03日
公開日(公表日): 2014年12月15日
要約:
【課題】ローラが係合状態から復帰移動する際のアウター部材との接触を防止することで、高周波応答性が向上するワンウェイクラッチ、及びそのようなワンウェイクラッチを備えることで、変速性能が向上する無段変速機を提供する。【解決手段】本発明によるワンウェイクラッチ21では、アウターリング22及びインナーシャフト23が相対的に所定方向に回転するのに伴い、複数のローラ25が周方向に移動し、ローラ25がアウターリング22の内周面22a及びインナーシャフト23の外周面23aに噛み込むことによって、両部材22、23の間で動力が伝達される。また、インナーシャフト23に固定され、ローラ25に隣接するケージ31を備え、ケージ31は、ローラ25が内周面22a及び外周面23aに噛み込まない非係合状態にあるときに、ローラ25がアウターリング22に接触するのを阻止するためのガイド部材41を一体に有する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
環状のアウター部材と、 当該アウター部材の内部に同軸状に配置され、当該アウター部材に対して相対的に回転自在のインナー部材と、 前記アウター部材と前記インナー部材の間に、周方向に並ぶように配置された複数のローラと、 当該複数のローラを周方向にそれぞれ付勢する複数の弾性部材と、を備え、 前記アウター部材及び前記インナー部材が相対的に所定方向に回転するのに伴い、前記複数のローラが周方向に移動し、当該ローラが前記アウター部材の内周面及び前記インナー部材の外周面に噛み込むことによって、前記アウター部材と前記インナー部材の間で動力を伝達するように構成されており、 前記インナー部材に固定され、前記ローラに隣接する隣接部材をさらに備え、 当該隣接部材は、前記ローラが前記内周面及び前記外周面に噛み込まない非係合状態にあるときに、前記ローラが前記アウター部材に接触するのを阻止するための阻止部を一体に有することを特徴とするワンウェイクラッチ。
IPC (3件):
F16D 41/06 ,  F16H 21/20 ,  F16H 29/04
FI (4件):
F16D41/06 B ,  F16D41/06 Z ,  F16H21/20 A ,  F16H29/04
Fターム (10件):
3J062AA02 ,  3J062AB29 ,  3J062AC03 ,  3J062AC07 ,  3J062CB06 ,  3J062CB14 ,  3J062CB44 ,  3J062CG32 ,  3J062CG64 ,  3J062CG82

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