特許
J-GLOBAL ID:201403087078874884

酸性水電解槽及びその酸性水の利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-540987
公開番号(公開出願番号):特表2014-532561
出願日: 2013年08月19日
公開日(公表日): 2014年12月08日
要約:
【課題】酸性水電解槽及びその酸性水の利用方法を提供する。【解決手段】本発明は、別途の触媒材やイオン交換樹脂を利用せず、特に同一極性を有する電極を1つに接続してこれらの同一極性の電極に電源供給が同時に行われるようにすることで、広い電極表面を介して十分な伝導性と電極表面の安全性を確保して水道水だけでなく純水や超純水も電気分解することができる酸性水電解槽及びその酸性水の利用方法を提供することに、その目的がある。 また、本発明は、従来の電解槽が触媒材を使用して電気分解をすることで、陽極側では酸性でありながら酸化力を、陰極側ではアルカリ性でありながら還元力の物性を得ることができるのに対し、触媒材を使用せず、カソード側の物性を酸性でありながら還元力を有する水酸性還元水と陽極側では酸性でありながら酸化力を有する水酸性酸化水を得ることができる酸性水電解槽及びその酸性水の利用方法を提供することに、他の目的がある。 特に、本発明は、イオン交換膜の一面に上述した複数電極と極性が異なるメッシュ電極(Mesh Electrode)を追加でさらに構成することで、電極面積を広げながら電極間距離を最小化することで、酸化還元反応を一層促進するようにして高濃度の酸性水を得ることができる酸性水電解槽及びその酸性水の利用方法を提供することに、また他の目的がある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも1つのイオン交換膜111を中心として分離された少なくとも2つの充填室110a、110bが備えられ、各充填室110a、110bにはそれぞれ入水口112a、113a及び出水口112b、113bが形成されたハウジング100と、 前記充填室110aに設けられた第1電極200と、 残りの充填室110b内に、イオン交換膜111と近接するように設けられて第1電極200と異なる極性を有する第2電極300と、 前記各充填室110bに第2電極300と同一極性を有しながら、この第2電極300と事前に決定した間隔ほど離隔されるように設けられた第3電極300’と、を含み、 前記第2電極300及び第3電極300’は、互いに接続されて同時に電源が印加されるように構成されたことを特徴とする酸性水電解槽。
IPC (1件):
C02F 1/46
FI (1件):
C02F1/46 A
Fターム (12件):
4D061DA03 ,  4D061DB07 ,  4D061DB08 ,  4D061EA02 ,  4D061EB01 ,  4D061EB04 ,  4D061EB13 ,  4D061EB16 ,  4D061EB17 ,  4D061EB20 ,  4D061EB30 ,  4D061EB35

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