特許
J-GLOBAL ID:201403087809954491

交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 星野 裕司 ,  渡辺 和徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-218889
公開番号(公開出願番号):特開2014-073029
出願日: 2012年09月28日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】漏れインダクタンスでの電圧降下分を演算するための理想的な電流を遅れることなく算出することができる交流電動機の制御装置を提供する。【解決手段】本発明は、記憶手段239に記憶された前回の制御周期で求めた第二の積分値と第四の積分値と、今回の制御周期で求めた第一の積分値と第三の積分値と第五の積分値と第六の積分値と、を加算して次回の制御周期の開始時点から終了時点までの交流電動機50に流れる電流の予測平均値(電流予測平均値iMp2,iTp2)を算出して電流制御手段100に入力する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電圧指令値に基づいて、直流を可変電圧可変周波数の三相交流を生成して交流電動機に供給する電力変換装置と、 前記直流の電圧値を検出する直流中間電圧検出手段と、 前記三相交流の電流値を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段で検出した前記三相交流の電流値から回転二軸(dq軸)における電流値を算出する三相二相座標変換手段と、 回転二軸における電流指令値を作成する電流指令値作成手段と、 当該電流指令値と前記電流検出値との差分に基づいて回転二軸における電圧指令値を生成する電流制御手段と、 当該回転二軸における電圧指令値から三相の前記電圧指令値を算出し、前記電力変換装置へ出力する第1の二相三相座標変換手段と、 を有する交流電動機の制御装置であって、 次回の制御周期の開始時点の電圧位相角と前記回転二軸における電圧指令値に基づいて三相各相の電圧パルスのオンオフ時間を算出する第2の二相三相座標変換手段と、 前記三相二相座標変換手段で算出した前記回転二軸における電流値と前記第2の二相三相座標変換手段で算出した各相の電圧パルスのオンオフ時間に基づいて、次回の制御周期の開始時点から終了時点までの前記交流電動機に流れる電流の予測平均値を算出する平均電流予測手段と、を有する交流電動機の制御装置であって、 前記平均電流予測手段は、 前記各相の電圧パルスのオンオフ時間に基づいて演算した1制御周期内で出力される、ゼロ電圧ベクトルでない2種類の電圧ベクトルのうち第一の電圧ベクトルによって前記交流電動機に流れる電流の前記第一の電圧ベクトルが出力されてから次回の制御周期の終了時点までの第一の積分値を算出する手段と、 前記第一の電圧ベクトルによって前記交流電動機に流れる電流の次回の制御周期の終了時点から次々回の制御周期の終了時点までの第二の積分値を算出する手段と、 前記2種類の電圧ベクトルのうち第二の電圧ベクトルによって前記交流電動機に流れる電流の第二の電圧ベクトルが出力されてから次回の制御周期の終了時点までの第三の積分値を算出する手段と、 前記第二の電圧ベクトルによって前記交流電動機に流れる電流の次回の制御周期の終了時点から次々回の制御周期の終了時点までの第四の積分値を算出する手段と、 前記第二の積分値と前記第四の積分値とを記憶する記憶手段と、 今回の制御周期におけるサンプリングで検出された電流値によって前記交流電動機に流れる電流の次回の制御周期開始時点から終了時点までの第五の積分値を算出する手段と、 今回の制御周期での誘起電圧によって前記交流電動機に流れる電流の次回の制御周期開始時点から終了時点までの第六の積分値を算出する手段と、 を備え、 前記記憶手段に記憶された前回の制御周期で求めた前記第二の積分値と前記第四の積分値と、今回の制御周期で求めた前記第一の積分値と前記第三の積分値と前記第五の積分値と前記第六の積分値とを加算して、次回の制御周期の開始時点から終了時点までの前記交流電動機に流れる電流の予測平均値を算出し、 前記電流制御手段は、さらに前記予測平均値を用いて前記電圧指令値を生成することを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 A
Fターム (6件):
5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505EE41 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ04 ,  5H505LL22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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