特許
J-GLOBAL ID:201403089055115210

拮抗筋ストレッチによる関節可動域拡張器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-207807
公開番号(公開出願番号):特開2014-061121
出願日: 2012年09月21日
公開日(公表日): 2014年04月10日
要約:
【課題】トレーニーのデータを管理して、各トレーニーにとって的確な運動を機械的に制御してトレーニーの拮抗筋を運動させることによって、拮抗筋を鍛練すると共に安全かつ確実に関節の可動域を拡張することができる拮抗筋ストレッチによる関節可動域拡張器具を提供する。【解決手段】トレーニングマシン1の電磁トルクモータ12に対して負荷信号を発信して、この電磁トルクモータ12の負荷を増減自在に電磁的に付与することによって、回転軸を介して連結したアーム体11の運動方向への所定負荷を付与することができる一方、トレーニングマシン1のアーム体11の支持部11aに対して駆動範囲信号を発信して、回転軸を介するアーム体11の駆動範囲における両端の死点を設定することができ、トレーニーがアーム体11を接触支持した状態で、前記各信号により制御されたアーム体11が設定負荷で設定範囲内を駆動するようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
トレーニングマシン(1)に配設した電磁トルクモータ(12)の回転による負荷を与えることによって、トレーニーの拮抗筋(K)をストレッチ運動させることができる運動器具であって、 このトレーニングマシン(1)は、トレーニーが着座可能であって、かつ、当該トレーニーが少なくとも接触して支持可能なアーム体(11)が配設されている一方、 前記電磁トルクモータ(12)は、通電することにより回転軸(12a)を回転駆動させて運動負荷を与えることができ、かつ、この電磁トルクモータ(12)の回転軸(12a)を介して前記アーム体(11)が連結されているとともに、 前記トレーニングマシン(1)にはコンピュータ(2)が接続されており、このコンピュータ(2)には、トレーニーの体格データ(31a)を少なくとも含む個人情報データ(31)と、同トレーニーの運動履歴データ(32)とをメモリ可能なメモリ手段(21)を備え、かつ、トレーニングマシン(1)の各ステータスを表示可能なモニタ手段(22)を備える一方、 前記電磁トルクモータ(12)の負荷量の大小を定める負荷設定手段(23A)と、前記アーム体(11)の駆動範囲を定める駆動範囲設定手段(23B)とを具備するマシン制御手段(23)が内部に格納されており、 このマシン制御手段(23)から、前記体格データ(31a)および運動履歴データ(32)に基づいて、前記トレーニングマシン(1)の電磁トルクモータ(12)およびアーム体(11)の支持部(11a)に対して制御プログラムが実行され、 トレーニングマシン(1)の電磁トルクモータ(12)に対して負荷信号(P1)を発信して、この電磁トルクモータ(12)の負荷を増減自在に電磁的に付与することによって、回転軸(12a)を介して連結したアーム体(11)の運動方向への所定負荷を付与することができる一方、 トレーニングマシン(1)のアーム体(11)の支持部(11a)に対して駆動範囲信号(P2)を発信して、回転軸(12a)を介するアーム体(11)の駆動範囲における両端の死点を設定することができ、 トレーニーがアーム体(11)を接触支持した状態で、前記各信号により制御された当該アーム体(11)が設定負荷で設定範囲内を駆動することによって、この動作に抵抗するトレーニーの拮抗筋(K)がストレッチ運動されることにより、トレーニーの関節可動域が拡張可能である一方、 トレーニーが電磁トルクモータ(12)の回転によるアーム体(11)の駆動に抵抗して、当該アーム体(11)を略静止させたときにおける静止位置、静止時間、負荷量の少なくとも一つが運動履歴データ(32)に記録可能であることを特徴とする拮抗筋ストレッチによる関節可動域拡張器具。
IPC (4件):
A63B 21/005 ,  A63B 24/00 ,  A63B 22/10 ,  A63B 69/00
FI (4件):
A63B21/005 ,  A63B24/00 ,  A63B22/10 ,  A63B69/00 C

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