特許
J-GLOBAL ID:201403090328097111

包装容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-082030
特許番号:特許第5450866号
出願日: 2013年04月10日
要約:
【課題】積み重ねられた容器を分離する際の容器同士の密着を防止すると共に、易開封性を損なうことなく開封できる包装容器を提供する。 【解決手段】側部11a及び底部11bを有する収容部11と、側部11aの上端にフランジ部12とを備え、収容部11及びフランジ部12は、剥離可能な多層シートで成形され、フランジ部12に蓋材20を固着することで封止される包装容器であって、側部11aの上部に、周方向に沿って、側部11aの上端よりも外周側に突出する突出部15と、平坦部16とを設け、フランジ部12及び突出部15よりも下方の側部11aの全周に亘って剥離部18を設けると共に、平坦部16の上端に剥離開始部18aを設け、蓋材20の開封に伴って、剥離開始部18aから下端までの平坦部16を剥離した後、側部11aの全周を剥離することで剥離部18を蓋材20と一体に剥離することを特徴とする。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 側部及び底部を有し、前記側部の上端が開口した収容部と、前記側部の上端から外周側に張り出したフランジ部とを備え、前記収容部及び前記フランジ部は、剥離可能に設けられた内層及び基材層を有する多層シートで形成されたものであり、前記フランジ部の内層に蓋材を固着することにより前記側部の上端開口が封止される包装容器であって、 前記側部の上部に、該側部の周方向に沿って、前記側部の上端よりも外周側に突出して形成されて前記フランジ部と平行な水平部と該水平部の外周側の端部から上方に起立する起立部とを有し、前記側部の内側に段差を形成すると共に積み重ね状態から分離する際の密着を防止する突出部と、該突出部が形成されない平坦部とを設け、 前記フランジ部、及び前記突出部よりも下方の前記側部の全周に亘って、前記内層が前記基材層から剥離する剥離部を設けると共に、 前記平坦部の上端に、前記側部の剥離が開始する剥離開始部を設け、 前記蓋材の開封に伴って、前記剥離開始部から前記剥離部の下端までの前記平坦部を剥離した後、前記側部の周方向に剥離することで、前記剥離部を前記蓋材と一体に剥離することを特徴とする包装容器。
IPC (2件):
B65D 77/20 ( 200 6.01) ,  B65D 21/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
B65D 77/20 H ,  B65D 21/02 302
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 食品包装容器およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-242757   出願人:アンドウケミカル株式会社
  • 易開封容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-144830   出願人:ライニングコンテナー株式会社
  • 易開封性密封容器とその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-202180   出願人:大日本印刷株式会社
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