特許
J-GLOBAL ID:201403091290610282

樹脂パイプの製造方法並びに製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-151518
公開番号(公開出願番号):特開2014-012390
出願日: 2012年07月05日
公開日(公表日): 2014年01月23日
要約:
【課題】均一な肉厚を有する樹脂パイプを、高い設計自由度をもって、低コストに且つ効率的に製造し得る技術を提供する。【解決手段】スライドピン26の軸方向両端部を、支持部材50,54,80,84にて軸直角方向に変位不能に支持する一方、一対の成形用型22,24の型閉じにより、スライドピン26の軸方向中間部の周りに筒状成形キャビティ88を形成した後、筒状成形キャビティの軸方向一端側部位からなる空隙部96を除く第一成形キャビティ部分内で一次成形体を成形し、その後、スライドピン26の軸方向一端部を空隙部96内に位置させた状態で形成した二次成形キャビティ部分内で、二次成形体を一次成形体に一体成形して、樹脂パイプを得るようにした。【選択図】図5
請求項(抜粋):
筒部と、該筒部の軸方向一端部に一体形成されて、該軸方向一端側の開口部を閉塞する蓋部とからなる樹脂パイプの製造方法であって、 キャビティ面をそれぞれ有する一対の成形用型と、該一対の成形用型の間に、該一対の成形用型の型開閉方向に対して直角な方向に延出して、かかる延出方向に移動可能に配置されたスライドピンと、該スライドピンの軸方向両端部を、軸直角方向に変位不能に支持する支持部材とを準備する工程と、 前記スライドピンの軸方向両端部を、前記支持部材にて、軸直角方向に変位不能に支持する工程と、 前記スライドピンを間に挟んで前記一対の成形用型を型閉じして、該一対の成形用型の前記キャビティ面を、該スライドピンの軸方向中間部と軸直角方向に離間して位置させることにより、該一対の成形用型の間における該スライドピンの軸方向中間部の周りに、該スライドピンの軸方向に延びる筒状の成形キャビティを形成する工程と、 前記筒状成形キャビティの軸方向一端側部位に空隙部が残存するように、該筒状成形キャビティの軸方向一端側部位を除く部分からなる第一成形キャビティ部分内に、樹脂材料を射出充填する一次射出成形を行って、前記筒部の全部、又は該筒部の前記軸方向一端側部位を除く部分からなる一次成形体を成形する工程と、 前記一次射出成形の実施後に、前記筒状成形キャビティの軸方向一端側に対応した前記スライドピンの軸方向一端部の前記支持部材による支持状態を解消すると共に、該スライドピンの軸方向一端部が、該筒状成形キャビティの前記空隙部内、又は前記一次成形体内に配置される位置まで、該スライドピンをスライド移動させることにより、該筒状成形キャビティの軸方向一端側部位に、該空隙部を含む第二成形キャビティ部分を形成する工程と、 前記第二成形キャビティ部分内に、樹脂材料を射出充填する二次射出成形を行って、前記蓋部、又は前記筒部の軸方向一端側部位及び該蓋部からなる二次成形体を、前記一次成形体に対して一体成形する工程と、 を含むことを特徴とする樹脂パイプの製造方法。
IPC (1件):
B29C 45/14
FI (1件):
B29C45/14
Fターム (9件):
4F206AD05B ,  4F206AD12B ,  4F206AG08 ,  4F206AH11 ,  4F206JA07 ,  4F206JB11 ,  4F206JM04 ,  4F206JN12 ,  4F206JN25
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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