特許
J-GLOBAL ID:201403091446521315

電力用ガス絶縁機器及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-054241
公開番号(公開出願番号):特開2014-179301
出願日: 2013年03月15日
公開日(公表日): 2014年09月25日
要約:
【課題】絶縁媒体としてCO2ガスを用いた電力用ガス絶縁機器において、CO2ガスの還元により発生したCOガスを除去し、安全に点検保守を実施できる環境調和型の電力用ガス絶縁機器を提供する。【解決手段】実施形態の電力用ガス絶縁機器は、密閉容器内に消弧性ガスとして二酸化炭素ガス又は二酸化炭素ガスを含む混合ガスを充填するとともに、当該密閉容器内に一対の接点を配置し、通電時には両者を接触状態に保つことで通電を行い、電流遮断時には接点を乖離させて前記絶縁ガス中にアーク放電を発生させ、そのアーク放電を消弧することで電流を遮断せしめるよう構成され、前記密閉容器内の、アーク放電に起因した熱流が接触する箇所に金属酸化物を配設している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
消弧性ガスとして二酸化炭素ガス又は二酸化炭素ガスを含む混合ガスを充填された密閉容器内において、対向配置された固定接触子部及び可動接触子部を具え、 前記固定接触子部は、固定アーク接触子と、この固定アーク接触子の外方に配設された固定通電接触子と、前記固定アーク接触子及び前記固定通電接触子間を電気的に接続するとともに、これら接触子を支持するための導電性支持部材とを有し、 前記可動接触子部は、前記固定アーク接触子に対して摺動可能に配設された可動アーク接触子と、この可動アーク接触子の外方において、絶縁ノズルを介して前記固定アーク接触子と摺動可能に配設された可動通電接触子と、前記可動アーク接触子の後方端と結合するようにして配設され、後方端において開口部が形成された中空の操作ロッドと、前記操作ロッドの外方に配設され、前記可動通電接触子及び前記絶縁ノズルを支持するように配設された、前記固定接触子部と反対側の一端が開放されたシリンダと、このシリンダの開放された端部から前記シリンダ及び前記操作ロッド間で形成された空隙中に摺動可能に挿入され、前記シリンダ及び前記操作ロッドとともに熱圧縮室を画定するように配設されたピストンとを有し、 前記固定通電接触子部及び前記可動接触子部の、前記アーク放電に伴う熱流が接触する箇所において、金属酸化物が配設されたことを特徴とする、電力用ガス絶縁機器。
IPC (1件):
H01H 33/915
FI (1件):
H01H33/915
Fターム (8件):
5G001AA13 ,  5G001BB03 ,  5G001CC03 ,  5G001DD03 ,  5G001EE01 ,  5G001EE10 ,  5G001FF01 ,  5G001GG01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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