特許
J-GLOBAL ID:201403091578278550
管腔内減圧療法に使用される器具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
村山 靖彦
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
, 実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-541154
公開番号(公開出願番号):特表2014-500083
出願日: 2011年12月01日
公開日(公表日): 2014年01月09日
要約:
器具(10、36、38、42、68)は、患者の体内の管腔内面に陰圧を加えて、管腔内面における創傷の治癒を促進する。この器具は、創傷部と接触する外周面(32)を有する柔軟な多孔質要素(14)を備え、この外周面は、多孔質要素の相反する近位端部と遠位端部との間に画定されている。患者の体外の吸引源に接続された吸引チューブ(30)が設けられており、この吸引チューブは、多孔質要素と流体連通し、吸引源の作動時に多孔質要素(14)の外周面(32)を介して創傷部に陰圧を加える。多孔質要素(14)は、前記多孔質要素を介した前記患者の体内物質の通過のための、その近位端部から遠位端部まで延びた少なくとも1つの貫通通路(16)を備えている。器具は、患者から体内物質を収集および排出する排出チューブ(22)も備えることができ、この排出チューブは、多孔質要素の貫通通路内に収容されている。器具は、吻合部創傷の治癒の促進に特に適しているが、器具の使用は、これに限定されるものではない。
請求項(抜粋):
患者の体内の管腔内面に陰圧を加えて前記管腔内面における創傷の治癒を促進する器具であって、
前記創傷部に接触する外周面を備えた柔軟な多孔質要素であって、前記外周面が、前記多孔質要素の相反する近位端部と遠位端部との間に画定されている、柔軟な多孔質要素と、
前記患者の体外の吸引源に接続された吸引チューブであって、前記多孔質要素と流体連通していて、前記吸引源の作動時に前記多孔質要素の前記外周面を介して創傷部に陰圧を加える、吸引チューブと、
を備え、
前記多孔質要素が、前記多孔質要素を介した前記患者の体内物質の通過のための、その近位端部から遠位端部まで延びた少なくとも1つの貫通通路を備え、前記多孔質要素の前記近位端部および前記遠位端部の少なくとも一方が、前記貫通通路を除き、前記体内物質の前記多孔質要素への進入を防止するように構成されていることを特徴とする器具。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
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