特許
J-GLOBAL ID:201403094722399250

座屈拘束ブレース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-093304
公開番号(公開出願番号):特開2014-214511
出願日: 2013年04月26日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】軽量であってしかも低コストで容易に製作することのできる座屈拘束ブレースを提供する。【解決手段】座屈拘束ブレース10は、H形鋼から成るブレース芯材12と、ブレース芯材の座屈を防止する座屈拘束用の補剛材14とを備える。補剛材14は、ブレース芯材の長手方向中間部分をその内部に収容しブレース芯材の両端部をその両端から延出させる鋼管16と、鋼管内に充填されてブレース芯材を包持する充填モルタル18とから成る。H形鋼のウェブの両側の凹み部の内部空間の所定部分にバッカー材22が充填されており、それによって当該所定部分は、固化性充填材が鋼管内に充填される際に固化性充填材の充填が排除される空間部分とされている。H形鋼及びバッカー材が固化性充填材に臨む表面にアンボンド材24が設けられている。H形鋼がアンボンド材を介して固化性充填材で包持されることにより、H形鋼から成るブレース芯材の座屈拘束がなされる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
長手方向の引張荷重及び圧縮荷重が作用したときに伸縮するように塑性変形可能な鋼材から成るブレース芯材と、長手方向の圧縮荷重を受けた前記ブレース芯材が座屈するのを防止するべく前記ブレース芯材を囲繞して前記ブレース芯材を補剛する座屈拘束用の補剛材とを備えた座屈拘束ブレースにおいて、 前記補剛材は、前記ブレース芯材の長手方向中間部分をその内部に収容し前記ブレース芯材の両端部をその両端から延出させる鋼管と、該鋼管内に充填されて前記ブレース芯材を包持する固化性充填材とから成り、 前記ブレース芯材を構成する前記鋼材は、横断面が一定の断面形状を有しその断面形状が凹み部を有する形鋼から成り、 前記形鋼の前記凹み部の内部空間の所定部分にバッカー材が充填されており、それによって当該所定部分は、前記固化性充填材が前記鋼管内に充填される際に前記固化性充填材の充填が排除される空間部分とされており、 前記形鋼及び前記バッカー材が前記固化性充填材に臨む表面にアンボンド材が設けられており、 前記形鋼が前記アンボンド材を介して前記固化性充填材で包持されることにより、前記ブレース芯材の座屈拘束がなされるようにしてある、 ことを特徴とする座屈拘束ブレース。
IPC (1件):
E04B 1/58
FI (1件):
E04B1/58 D
Fターム (5件):
2E125AA33 ,  2E125AB17 ,  2E125AC01 ,  2E125AC15 ,  2E125AC21
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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