特許
J-GLOBAL ID:201403094999476058

回転打撃工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-128232
公開番号(公開出願番号):特開2013-252579
出願日: 2012年06月05日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】打撃機構による打撃を検出するとモータの駆動力を低減するように構成された回転打撃工具において、ねじの締め付け不足を発生させることなく、打撃力を充分低減して、打撃力からねじを保護できるようにする。【解決手段】ねじの締め付け時に、打撃機構による打撃が検出されると(t0)、第1制御時間が経過する迄(t1)、モータの駆動デューティ比を最小値Dmin に設定することで、モータの駆動力を、打撃が発生しない駆動力まで低減する。また、第1制御時間が経過すると、モータの駆動デューティ比を、打撃機構に打撃を発生させることのできる最大値Dmax (最大値:モータの通常駆動時よりは小さい)になるまで徐々に増加させ(t1-t2)、その後、第2制御時間の間、駆動デューティ比を最大値Dmax に保持する。そして、その後は、駆動デューティ比を同様の制御パターンで変化させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
モータと、 前記モータの回転力によって回転するハンマ、該ハンマの回転力を受けて回転するアンビル、及び、該アンビルに工具要素を装着するための装着部を備え、前記アンビルに対して外部から所定値以上のトルクが加わると、前記ハンマが前記アンビルから外れて空転し、前記アンビルを回転方向に打撃する打撃機構と、 外部からの駆動指令に従い前記モータを駆動する駆動手段と、 前記ハンマによる前記アンビルの打撃を検出する打撃検出手段と、 前記打撃検出手段にて前記打撃が検出されると、前記駆動手段による前記モータの駆動力を通常時の駆動力よりも低減し、前記モータの回転を低下させる制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、 前記打撃検出手段にて前記打撃が検出されると、予め設定された第1制御時間の間、前記駆動手段による前記モータの駆動力を、前記ハンマを空転させるのに必要な最低駆動力よりも低い第1駆動力に設定し、その後、前記駆動手段による前記モータの駆動力を、前記最低駆動力よりも高く、且つ、前記通常時の駆動力よりも低い、第2駆動力に設定することを特徴とする回転打撃工具。
IPC (1件):
B25B 21/02
FI (1件):
B25B21/02 F

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