特許
J-GLOBAL ID:201403095656395610

アーク溶接装置、定電圧特性溶接電源及びアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古部 次郎 ,  尾形 文雄 ,  砂田 岳彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-239986
公開番号(公開出願番号):特開2014-087832
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】被溶接鋼板の開先内でアークを発生させて溶融池を形成しながら上進溶接を行う際に、アーク長が常時一定に保たれる可能性を高める。【解決手段】溶接装置1は、母材Bの開先G内で溶接ワイヤからアークを略鉛直下方向に発生させることによりアーク溶接を行う溶接機と、溶接機を母材Bに対して相対的に略鉛直上方向に上昇させる上昇モータ16と、溶接ワイヤに給電してアークを発生させる溶接電源30とを備え、速度調整回路50は、溶接電源30の電流値が設定電流値よりも、小さければ溶接機の上昇速度が低くなり大きければ溶接機の上昇速度が高くなるように上昇モータ16を制御し、電圧調整回路60は、溶接時の溶接電源30の電圧値が判定電圧を下回った回数又は時間が設定回数又は設定時間よりも、大きければ電圧値が高くなり小さければ電圧値が低くなるように溶接電源30を制御する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
被溶接鋼板の開先内でアークを発生させて溶融池を形成しながら上進溶接を行うアーク溶接装置であって、 前記被溶接鋼板の開先内で溶接ワイヤから前記アークを略鉛直下方向に発生させて前記溶融池を形成することによりアーク溶接を行う溶接手段と、 前記溶接手段を、前記被溶接鋼板に対して相対的に略鉛直上方向に上昇させる上昇手段と、 前記溶接ワイヤに電流を給電して前記アークを発生させる溶接電源と、 前記溶接電源から出力される出力電流をモニターし、当該出力電流の値が予め設定された設定電流値よりも小さい場合に、前記溶接手段の上昇速度が低くなるように前記上昇手段を制御し、当該出力電流の値が前記設定電流値よりも大きい場合に、前記溶接手段の上昇速度が高くなるように前記上昇手段を制御する速度制御手段と、 溶接時に前記溶接電源から出力される出力電圧をモニターし、当該出力電圧の値が予め判定基準として定められた判定電圧を下回った回数又は時間に関する情報を把握し、当該回数又は時間に関する情報が予め設定された設定基準を上回っている場合に、当該出力電圧の値が高くなるように当該溶接電源を制御し、当該回数又は時間に関する情報が前記設定基準を下回っている場合に、当該出力電圧の値が低くなるように当該溶接電源を制御する電圧制御手段と を備えたことを特徴とするアーク溶接装置。
IPC (7件):
B23K 9/095 ,  B23K 9/12 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/02 ,  B23K 9/038 ,  B23K 9/022 ,  B23K 37/06
FI (7件):
B23K9/095 501E ,  B23K9/12 350E ,  B23K9/173 B ,  B23K9/02 F ,  B23K9/038 Z ,  B23K9/022 B ,  B23K37/06 P
Fターム (18件):
4E001BB10 ,  4E081AA15 ,  4E081BA37 ,  4E081BA40 ,  4E081BB17 ,  4E081CA17 ,  4E081DA02 ,  4E081DA05 ,  4E081DA20 ,  4E081DA39 ,  4E081DA48 ,  4E081DA53 ,  4E081DA55 ,  4E081DA56 ,  4E081DA62 ,  4E081EA38 ,  4E081EA54 ,  4E081EA56
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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