特許
J-GLOBAL ID:201403095714425907

減衰力可変油圧制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-071058
公開番号(公開出願番号):特開2014-194253
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月09日
要約:
【課題】用いる磁気粘性流体の量が少なくて、なお減衰力を無段階に変化させることができる油圧制振装置を提供する。【解決手段】油圧制振装置の減衰力発生機構25は、油室3,4の連通路17の2方向の油の流れによりばね33の力に抗して開弁する弁体31と、開弁圧を変化させる付勢力調整機構27とを具備する。弁体31の鉄製のプランジャ34は、付勢力調整機構27に軸線方向移動自在に受け入れられる。付勢力調整機構27は、プランジャ34を気密に受け入れるケーシング35と、プランジャ34の外周を囲むヨーク36及びそれを磁化するソレノイド37と、プランジャ34の外周とヨーク36との間の流体室38と、流体室38内に充填される磁気粘性流体39とを具備する。ソレノイド37への電流の変化で、プランジャ34の移動に対する磁気粘性流体39の粘性抵抗を増減し、見かけ上のばね力を可変とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動油が封入されるシリンダと、このシリンダ内に摺動可能に嵌装されシリンダ内を2油室に区画するピストンと、 一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ばされるピストンロッドと、 前記2油室間を連通し減衰力を発生する減衰力発生機構と、を有する油圧制振装置において、 前記減衰力発生機構は、前記シリンダ内の一方の油室と他方の油室とを連通する連通路と、この連通路に設けられ一方向の油の流れによりばね力に抗して開弁し減衰力を発生する第1の弁体と、他方向の油の流れによりばね力に抗して開弁し減衰力を発生する第2の弁体と、これら各弁体の開弁圧を変化させる付勢力調整機構とを具備し、 前記付勢力調整機構は、前記弁体からそれの動作軸線方向に延出する鉄製のプランジャと、このプランジャを気密に受け入れるケーシングと、このケーシング内にプランジャの外周を囲むように設けられるヨーク及びこのヨークを磁化するソレノイドと、プランジャの外周とヨークとの間に形成される流体室と、この流体室内に充填される磁気粘性流体とを具備し、 ソレノイドへ流す電流の変化により前記プランジャの移動に対する粘性抵抗を増減し、見かけ上のばね力を可変とすることを特徴とする減衰力可変油圧制振装置。
IPC (1件):
F16F 9/53
FI (1件):
F16F9/53
Fターム (6件):
3J069AA55 ,  3J069CC09 ,  3J069DD25 ,  3J069EE01 ,  3J069EE44 ,  3J069EE62
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ドラム式洗濯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-031223   出願人:株式会社東芝, 東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社, 東芝ホームアプライアンス株式会社
  • ドラム式洗濯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-036490   出願人:株式会社東芝, 東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社, 東芝ホームアプライアンス株式会社
審査官引用 (2件)
  • ドラム式洗濯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-031223   出願人:株式会社東芝, 東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社, 東芝ホームアプライアンス株式会社
  • ドラム式洗濯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-036490   出願人:株式会社東芝, 東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社, 東芝ホームアプライアンス株式会社

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