特許
J-GLOBAL ID:201403096921758637

接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-177716
公開番号(公開出願番号):特開2013-255946
出願日: 2013年08月29日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】突合部に対して溶接を行った後に摩擦攪拌接合を行う接合方法において、摩擦攪拌によって形成された塑性化領域に溶接金属が混入し難い接合方法を提供することを課題とする。【解決手段】一対の金属部材1,1の表面12側に現れる突合部J1に、金属部材1,1の表面12よりも盛り上がった肉盛部Gを肉盛溶接によって形成して突合部J1を接合する仮接合工程と、突合部J1に対して摩擦攪拌用回転ツールKによって摩擦攪拌を行って金属部材1,1同士を接合する本接合工程と、を含む接合方法であって、摩擦攪拌用回転ツールKの攪拌ピンK2の最大外径に対する攪拌ピンK2の長さの比は、1.33〜2.03で構成し、本接合工程では、ショルダ部K1の外周面で肉盛部G及び金属部材1,1の表層を剥ぎ取りながらJ1突合部に対して摩擦攪拌接合を行うことを特徴とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
一対の金属部材の突合部に、前記金属部材の表面よりも盛り上がった肉盛部を肉盛溶接によって形成して前記突合部を接合する仮接合工程と、前記突合部に対して摩擦攪拌用回転ツールによって摩擦攪拌を行って前記金属部材同士を接合する本接合工程と、を含む接合方法であって、 前記摩擦攪拌用回転ツールは、前記金属部材よりも硬質の金属材料からなり、柱状のショルダ部と、このショルダ部の下端面の中央に突設された攪拌ピンとを備え、前記攪拌ピンの最大外径に対する前記攪拌ピンの長さの比は、1.33〜2.03で構成するとともに、 前記本接合工程では、前記ショルダ部の下端面を前記金属部材の表面よりも下方に押し込み、前記ショルダ部の外周面で前記摩擦攪拌用回転ツールの進行方向前側に形成された前記肉盛部及び前記金属部材の表層を剥ぎ取りながら前記突合部に対して摩擦攪拌接合を行うことを特徴とする接合方法。
IPC (4件):
B23K 20/12 ,  B23K 9/167 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/04
FI (7件):
B23K20/12 310 ,  B23K20/12 344 ,  B23K20/12 330 ,  B23K9/167 A ,  B23K9/173 A ,  B23K9/04 E ,  B23K9/04 H
Fターム (18件):
4E001BB07 ,  4E001BB08 ,  4E001CB01 ,  4E001CB02 ,  4E001CB04 ,  4E001CB05 ,  4E001DG02 ,  4E167AA06 ,  4E167AA07 ,  4E167AA08 ,  4E167AA13 ,  4E167BG05 ,  4E167BG06 ,  4E167BG10 ,  4E167BG13 ,  4E167BG15 ,  4E167BG22 ,  4E167BG30
引用特許:
審査官引用 (3件)

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