特許
J-GLOBAL ID:201403097770455803
静電荷像現像用トナーおよびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-061487
公開番号(公開出願番号):特開2014-186188
出願日: 2013年03月25日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】 十分な低温定着性が確保されながら優れた長期保存安定性が得られて輸送時および倉庫における保管時の厳しい温度管理が不要となる静電荷像現像用トナーおよびその製造方法の提供。【解決手段】 ピーク分子量が3,000〜32,000の結晶性樹脂およびエステルワックスを有機溶剤に溶解させ、前記結晶性有機物溶液を、水系媒体中に前記エステルワックスの融点以上の温度において乳化分散させることにより、前記結晶性有機物溶液よりなる油滴を形成し、前記油滴から、前記エステルワックスの融点または前記結晶性樹脂の融点のいずれか以下の温度において有機溶剤を留去することにより、複合微粒子を生成させ、前記複合微粒子を、前記結晶性樹脂の融点以上の温度で再加熱して加熱複合微粒子を得、、前記加熱複合微粒子、および、非晶性樹脂からなる微粒子を凝集、融着させることによりトナー粒子を形成するトナー粒子形成工程を行うことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非晶性樹脂、結晶性樹脂およびエステルワックスを含有するトナー粒子よりなる静電荷像現像用トナーを製造する方法であって、
結晶性樹脂のピーク分子量が3,000〜32,000であり、
(A)結晶性樹脂およびエステルワックスを有機溶剤に溶解させ、結晶性有機物溶液を調製する結晶性有機物溶液調製工程、
(B)前記結晶性有機物溶液を、水系媒体中に前記エステルワックスの融点以上の温度において乳化分散させることにより、前記結晶性有機物溶液よりなる油滴を形成する油滴形成工程、
(C)前記油滴から、前記エステルワックスの融点または前記結晶性樹脂の融点のいずれか以下の温度において有機溶剤を留去することにより、複合微粒子を生成させる脱溶剤工程、
(D)前記複合微粒子を、前記結晶性樹脂の融点以上の温度で再加熱して加熱複合微粒子を得る再加熱工程、
および、
(E)前記加熱複合微粒子、および、非晶性樹脂からなる微粒子を凝集、融着させることによりトナー粒子を形成するトナー粒子形成工程
を行うことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
IPC (2件):
FI (5件):
G03G9/08 381
, G03G9/08 321
, G03G9/08 365
, G03G9/08 325
, G03G9/08 331
Fターム (15件):
2H500AA01
, 2H500AA08
, 2H500BA11
, 2H500BA22
, 2H500CA03
, 2H500CA06
, 2H500CA07
, 2H500CA14
, 2H500CA30
, 2H500EA13B
, 2H500EA13C
, 2H500EA36B
, 2H500EA39B
, 2H500EA44B
, 2H500EA61A
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