特許
J-GLOBAL ID:201403097829524987

無線通信システム、および無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-164056
公開番号(公開出願番号):特開2014-027368
出願日: 2012年07月24日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】複数の送信局装置が同時に同一周波数で高いシステムスループットにより特性を劣化させることなく無線通信を行う。【解決手段】基地局1001は、配下の端末局2001-1〜2001-N1と受信感度が予め与えられた閾値以上の他基地局配下の端末局2002-1〜2002-M2とに対しては、チャネル情報のフィードバックを行って干渉制御(ヌル指向性制御)を行い、受信感度が予め与えられた閾値に満たない他基地局配下の端末局2002-(M2+1)〜2002-N2に対しては、チャネル情報のフィードバックを行わず、干渉制御も行わない送信ビームフォーミング法によって送信ウェイトを算出する。複数の基地局1001、1002は、算出した送信ウェイトを用いて同時に同一周波数で配下の端末局2001-1〜2001-N1、2002-1〜2002-N2にデータを送信する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
同一の周波数を用いて複数の送信局装置がそれぞれ自送信局装置配下の受信局装置に対してデータの同時送信を行う無線通信システムであって、 前記複数の送信局装置は、 無線信号の送受信を行う送信局側無線部と、 既知信号を生成し、前記送信局側無線部により送信させる制御信号生成部と、 自送信局装置配下の前記受信局装置、および、他の前記送信局装置配下の前記受信局装置のうち自送信局装置が送信した前記既知信号の受信感度が閾値以上であった前記受信局装置から前記送信局側無線部が受信したチャネル情報を用いて、自送信局装置配下の前記受信局装置と受信感度が閾値以上であった他の前記送信局装置配下の前記受信局装置とに対して干渉制御を行う送信ウェイトを算出する送信ウェイト算出部と、 前記送信ウェイト算出部が算出した前記送信ウェイトを用いて自送信局装置配下の前記受信局装置に対して送信するデータ送信信号を生成し、生成した前記データ送信信号を前記送信局側無線部から他の前記送信局装置と同時送信させる送信信号生成部とを備え、 前記複数の送信局装置のいずれかが配属先である前記受信局装置は、 無線信号の送受信を行う受信局側無線部と、 配属先以外の前記送信局装置から前記受信局側無線部が受信した前記既知信号の受信感度を測定する受信感度測定部と、 配属先の前記送信局装置から前記受信局側無線部が受信した前記既知信号に基づいて配属先の前記送信局装置との間のチャネル情報を推定し、前記受信感度測定部により測定された前記受信感度が前記閾値以上である場合、さらに、配属先以外の前記送信局装置から受信した前記既知信号に基づいて配属先以外の前記送信局装置との間のチャネル情報を推定するチャネル情報推定部と、 前記チャネル情報推定部において推定した前記チャネル情報を前記受信局側無線部から送信させるチャネル情報送信部とを備える、 ことを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04W 28/16 ,  H04W 16/28 ,  H04W 24/10
FI (3件):
H04W28/16 ,  H04W16/28 ,  H04W24/10
Fターム (8件):
5K067AA11 ,  5K067BB21 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE23 ,  5K067EE56 ,  5K067HH22
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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