特許
J-GLOBAL ID:201403097855396423
タービン機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横田 一樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-035253
特許番号:特許第5400976号
出願日: 2013年02月26日
要約:
【課題】水流の向きが変化する条件下においても、水流のエネルギーを回転エネルギーに変換することができるタービン機構を提供する。
【解決手段】タービン機構4Aは、回転軸10と、回転軸10に対して点対称となるように配された対のスイングブレード30と、対のスイングブレード30が一体となって回転軸10を中心に回転するように、対のスイングブレード30及び回転軸10を連結する回転板20と、を備える。スイングブレード30は、流体の流れ方向に対して起立した起立姿勢、及び前記流体の流れ方向に沿う伏せ姿勢の間で搖動自在となるように設けられる。スイングブレード30は、流体との衝突により伏せ姿勢への揚力を生む伏せ揚力発生面と、伏せ揚力発生面の反対側に設けられ、流体との衝突により起立姿勢への揚力を生む起立揚力発生面と、を有する。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 流体の運動エネルギーを回転エネルギーに変換するタービン機構であって、
自身の軸線を中心に回転自在な回転軸と、
前記回転軸の軸線に対して点対称となるように配された対のスイングブレードと、
前記対のスイングブレードが一体となって前記回転軸の軸線を中心に回転するように、前記対のスイングブレード及び前記回転軸を連結する連結機構と、を備え、
一のスイングブレード及び他のスイングブレードは、それぞれ、前記回転軸周りに配されたブレード軸を中心にして、前記流体の流れ方向に対して起立した起立姿勢、及び前記流体の流れ方向に沿う伏せ姿勢の間で遷移自在となるように設けられるとともに、
前記伏せ姿勢のまま前記ブレード軸側から自身の先端側に向かって流れる流体と衝突した場合に、前記伏せ姿勢への揚力を生む伏せ揚力発生面と、
前記伏せ揚力発生面の反対側に設けられ、前記伏せ姿勢のまま前記先端側から前記ブレード軸側に向かって流れる流体と衝突した場合に、前記起立姿勢への揚力を生む起立揚力発生面と、を有し、
前記流体が一の方向へ流れる条件下では、前記対のスイングブレードのうちいずれか一方の前記伏せ揚力発生面への当該流体の衝突によって、当該スイングブレードには、前記伏せ姿勢への揚力が生じるとともに、他方の前記起立揚力発生面への当該流体の衝突によって、当該スイングブレードには、前記起立姿勢への揚力が生じ、
前記伏せ姿勢の前記スイングブレードにおいて、前記起立揚力発生面は前記伏せ揚力発生面より前記連結機構側に位置し、
前記スイングブレードが前記伏せ姿勢の場合において前記ブレード軸側から前記先端部側へ向かって流れる流体の流れベクトルを第1流れベクトルと定義した際、
前記第1流れベクトルと前記伏せ揚力発生面の法線ベクトルとがなす角の角度は、前記スイングブレードが前記伏せ姿勢及び前記起立姿勢の場合の双方において、前記先端部側から前記ブレード軸側に向かって小さくなることを特徴とするタービン機構。
IPC (2件):
F03B 3/14 ( 200 6.01)
, F03B 13/26 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
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