特許
J-GLOBAL ID:201403098043798184

車両用動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-072691
公開番号(公開出願番号):特開2014-196791
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月16日
要約:
【課題】クランク式の無段変速機のコネクティングロッドに貫通孔を備えるものにおいて、コネクティングロッドの大端部を支持するベアリングのピーク荷重の低減効果を確保しながら、貫通孔の加工コストを削減する。【解決手段】コネクティングロッド19は、偏心ディスクの外周面に設けたベアリングに支持される大端部19aと、揺動リンク13に接続される小端部19bと、大端部19aおよび小端部19bを連結する連結部19cとを備え、連結部19cは、中心線C上に軸方向両表面に貫通する円形の貫通孔19dを備える。貫通孔19dによりコネクティングロッド19の剛性を低下させることで、大端部19aを支持するベアリングに作用する荷重のピーク値を低減して寿命の延長を図ることができ、しかも貫通孔19dは円形であるためにドリル加工が可能になり、エンドミル加工が不要になって加工コストの削減が可能になる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
駆動源(E)に接続された入力軸(11)と、 前記入力軸(11)と平行に配置された出力軸(12)と、 前記出力軸(12)に揺動可能に支持された揺動リンク(13)と、 前記出力軸(12)および前記揺動リンク(13)間に配置され、該揺動リンク(13)が一方向に揺動したときに係合して他方向に揺動したときに係合解除するワンウェイクラッチ(21)と、 前記入力軸(11)と一体に偏心回転する偏心ディスク(18)と、 前記偏心ディスク(18)の偏心量を変更する変速アクチュエータ(14)と、 前記偏心ディスク(18)および前記揺動リンク(13)を接続するコネクティングロッド(19)とを備え、 前記コネクティングロッド(19)は、前記偏心ディスク(18)の外周面に設けたベアリング(20)に支持される大端部(19a)と、前記揺動リンク(13)に接続される小端部(19b)と、前記大端部(19a)および前記小端部(19b)を連結する連結部(19c)とを備え、前記連結部(19c)は、前記大端部(19a)の中心(Ob)および前記小端部(19b)の中心(Os)を通る中心線(C)上に軸方向両表面に貫通する円形の貫通孔(19d)を備えることを特徴とする車両用動力伝達装置。
IPC (2件):
F16C 7/04 ,  F16C 3/06
FI (2件):
F16C7/04 ,  F16C3/06
Fターム (11件):
3J033AA02 ,  3J033AA04 ,  3J033AC01 ,  3J033BA01 ,  3J033BA06 ,  3J033CA01 ,  3J033CA03 ,  3J033DA02 ,  3J033EA03 ,  3J033EA10 ,  3J033GA08
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-134860   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開昭63-176812
  • 車両用バスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-074801   出願人:株式会社ホンダアクセス
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