特許
J-GLOBAL ID:201403099187936022
印刷フィルムの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小野 尚純
, 奥貫 佐知子
, 増田 さやか
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-254678
公開番号(公開出願番号):特開2014-100857
出願日: 2012年11月20日
公開日(公表日): 2014年06月05日
要約:
【課題】多色印刷による印刷層を一方の表面に備えた長尺の印刷フィルムであって、ローラに巻き取ったときに印刷層の厚みムラに起因する線状の凸部(骨)の発生が有効に防止された印刷フィルムを製造する方法を提供する。【解決手段】多色印刷層を形成する各色のインキ毎に作成されている製版データを用意し、該製版データに基づいて、印刷方向とは直角方向の一定幅wを有する印刷単位面の分割領域毎に、前記各色のインキのトータル量に対応する全色総階調値を画像処理によって算出し、且つ該全色総階調値を示す仮グラフを印刷単位面の全体にわたって作成し、該仮グラフから各分割領域での全色総階調値が一定の範囲内となるように、各分割領域に補正インキについての総階調値画素数を加えて修正グラフを作成し、該修正グラフに基づいて、補正インキについての骨版データを作成し、前記製版データと骨版データとにより作製された印刷ローラを用いて、長尺プラスチックフィルムの一方の面に、各色のインキ毎のインキによる印刷と補正インキによる印刷とを連続的に施しながらローラに巻き取ることを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
長尺プラスチックフィルムの一方の面に、各色のインキ層からなる多色印刷層によって形成された印刷単位面が、該フィルムの長手方向に沿って配列されている印刷フィルムを製造する方法において、
前記多色印刷層を形成する各色のインキ毎に作成されている製版データを用意し、
前記製版データに基づいて、印刷方向とは直角方向の一定幅wを有する印刷単位面の分割領域毎に、前記各色のインキのそれぞれについて、インキ量に対応する単色総階調値を画像処理によって算出し、
前記算出値に基づいて、前記分割領域毎に、各色のインキを合算したトータルインキ量に対応する全色総階調値を示す仮グラフを、前記印刷単位面の全体にわたって作成し、
各分割領域での全色総階調値が、全色総階調値の最大値の60乃至110%となるように、少なくとも全色総階調値が不足している分割領域に補正インキについての総階調値を加えて修正グラフを作成し、
前記修正グラフに基づいて、補正インキについての骨版データを作成し、
前記製版データに基づいて作成された各色のインキ毎の版ローラと前記骨版データにより作製された骨版ローラとを用いて、前記長尺プラスチックフィルムの一方の面に、各色のインキ毎のインキによる印刷と補正インキによる印刷とを連続的に施しながらローラに巻き取ること、
を特徴とする印刷フィルムの製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
2H113AA01
, 2H113BA03
, 2H113BA17
, 2H113BB08
, 2H113BB22
前のページに戻る