特許
J-GLOBAL ID:201403099573345713
白金族の分離回収法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
榎本 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-201195
公開番号(公開出願番号):特開2014-055331
出願日: 2012年09月13日
公開日(公表日): 2014年03月27日
要約:
【課題】 本発明は、湿式法及びイオン交換法を用いた白金族金属回収プロセスであり、環境負荷が小さく、各白金族元素の分離回収率に優れ、安全で簡素な白金族の分離回収法を提供することを目的とする。【解決手段】 白金族混合物を、塩酸溶液に浸出させて浸出液を作製する浸出工程と、浸出液とパラジウム吸着剤を接触させてパラジウムを分離回収する第1分離回収工程と、白金吸着剤と第1分離回収工程で得られる第1分離回収後浸出液をロジウムが吸着され難い速い空間速度で接触し、白金を分離回収する第2分離回収工程と、第2分離回収工程後の第2分離回収後浸出液とロジウム吸着剤と接触させてロジウムをバッチ式に分離回収する第3分離回収工程と、を有し、パラジウム吸着剤が、多孔質樹脂と、多孔質樹脂に担持された抽出剤と、を備え、白金吸着剤及びロジウム吸着剤が、弱塩基性イオン交換樹脂である構成を有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)パラジウム、ロジウム、白金を含む自動車廃触媒等からなる白金族混合物を、塩酸溶液に浸出させて浸出液を作製する浸出工程と、(b)前記浸出液と、パラジウム吸着剤と、を第1吸着分離器内で接触させて前記パラジウムを分離回収する第1分離回収工程と、(c)白金吸着剤が充填された第2吸着分離器内に、前記第1分離回収工程で得られる第1分離回収後浸出液を前記ロジウムが吸着され難い速い空間速度で通液し、前記白金を分離回収する第2分離回収工程と、(d)前記第2分離回収工程後の第2分離回収後浸出液とロジウム吸着剤とを、撹拌式吸着槽内で接触させて前記ロジウムをバッチ式に分離回収する第3分離回収工程と、を有し、(e)前記パラジウム吸着剤が、多孔質樹脂と、前記多孔質樹脂に担持された抽出剤と、を備え、(f)前記白金吸着剤及び前記ロジウム吸着剤が、弱塩基性イオン交換樹脂であることを特徴とする白金族の分離回収法。
IPC (7件):
C22B 11/00
, C22B 7/00
, C22B 3/24
, C22B 3/42
, C22B 3/04
, B01J 20/22
, B01J 20/26
FI (7件):
C22B11/00 101
, C22B7/00 B
, C22B3/00 L
, C22B3/00 M
, C22B3/00 A
, B01J20/22 B
, B01J20/26 E
Fターム (17件):
4G066AA34D
, 4G066AA47D
, 4G066AB10D
, 4G066AB15B
, 4G066AB15D
, 4G066AC11B
, 4G066AC23C
, 4G066BA42
, 4G066CA46
, 4G066DA07
, 4G066GA11
, 4K001AA41
, 4K001BA22
, 4K001DB04
, 4K001DB35
, 4K001DB36
, 4K001DB37
引用特許:
前のページに戻る