特許
J-GLOBAL ID:201403099803446239

操作されたヘテロ二量体タンパク質ドメイン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 熊倉 禎男 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  滝澤 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-206531
公開番号(公開出願番号):特開2014-023535
出願日: 2013年10月01日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】本発明は、優先的にヘテロ二量体化またはヘテロ多量体化するタンパク質ドメインを設計するための新規アプローチを提供する。本発明はまた、本発明の方法を用いて操作されたドメインを含むタンパク質を提供する。【解決手段】少なくとも2つの異なる操作されたドメインを含むマルチドメインタンパク質であって、各ドメインのそれぞれが2以上の現存の相同親ドメイン由来のアミノ酸配列セグメントを含み、それによって、操作されたドメインに親ドメインの会合特異性と異なる会合特異性を付与する前記操作されたマルチドメインタンパク質を提供する。特に、操作されたドメインは互いにホモ二量体よりもヘテロ二量体を優先的に形成する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(i)天然に存在する免疫グロブリンスーパーファミリーの第1メンバー由来の操作された第1免疫グロブリン鎖であって、前記第1のメンバーがIgGであり、 GQPFRPEVHLLPPSREEMTKNQVSLTCLARGFYPKDIAVEWESNGQPENNYKTTPSRQEPSQGTTTFAVTSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKTISL(配列番号3)または、 GQPFEPEVHTLPPSREEMTKNQVSLTCLVRGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPSRLEPSQGTTTFAVTSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSL (配列番号10) のポリペプチド配列(AG-SEED)を有する、前記操作された第1免疫グロブリン鎖、 および、 (ii)前記天然に存在する免疫グロブリンスーパーファミリーの第2の異なるメンバー由来の操作された第2免疫グロブリン鎖であって、前記第2のメンバーがIgAであり、GQPREPQVYTLPPPSEELALNELVTLTCLVKGFYPSDIAVEWLQGSQELPREKYLTWAPVLDSDGSFFLYSILRVAAEDWKKGDTFSCSVMHEALHNHYTQKSLDR(配列番号6)または、 GQPREPQVYTLPPPSEELALNNQVTLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPEPREKYLTWAPVLDSDGSFFLYSILRVDASRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSL(配列番号11) のポリペプチド配列(GA-SEED)を有する、前記操作された第2免疫グロブリン鎖、 を含む操作されたヘテロ二量体免疫グロブリン分子であって、 前記免疫グロブリン鎖のそれぞれが雑種タンパク質-タンパク質相互作用界面を含む抗体CH3ドメインを含み、前記各相互作用界面ドメインが前記第1メンバーのCH3ドメインのアミノ酸セグメントと前記第2メンバーのCH3ドメインのアミノ酸セグメントによって形成され、 前記第1鎖のタンパク質-タンパク質界面が、前記第2鎖のタンパク質-タンパク質界面ドメインと、前記相互作用ドメイン内の、前記免疫グロブリンスーパーファミリーの同じメンバーの対応するアミノ酸セグメントのホモ二量体化により相互作用しており、 FcRnと相互作用するアミノ酸が、FcRnとの相互作用を保つためにIgGから誘導される、前記操作されたヘテロ二量体免疫グロブリン。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C07K 16/00 ,  C07K 16/46
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C07K16/00 ,  C07K16/46
Fターム (17件):
4B024AA01 ,  4B024BA42 ,  4B024BA61 ,  4B024CA07 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045BA41 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045DA76 ,  4H045EA22 ,  4H045EA27 ,  4H045EA50 ,  4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る