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J-GLOBAL ID:201502200000993513   整理番号:15A0886698

疎水性誘起密度不均一性をもつ参照相互作用サイトモデル 多原子溶媒分子の混合物中の大きな親水性溶質の溶媒和特性を計算する解析的理論

Reference interaction site model with hydrophobicity induced density inhomogeneity: An analytical theory to compute solvation properties of large hydrophobic solutes in the mixture of polyatomic solvent molecules
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巻: 143  号:ページ: 054110-054110-10  発行年: 2015年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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参照相互作用サイトモデル(RISM)は,最近,巨大分子周辺の溶媒の熱力学的および構造的特性に関する研究において普及してきたアプローチである。一方,大きな疎水性溶質(>1 nm)の周辺では水の密度枯渇が存在することが広く示唆され,これはRISM理論への大きなチャレンジを提起している。本論文では,新しい解析的理論,疎水性誘起密度不均一性をもつ参照相互作用サイトモデル(RISM-HI)を開発し,水中および他の多原子有機溶媒との混合物中の大きな疎水性溶質周辺の溶媒動径分布関数(RDF)を計算した。これを達成するために,Yvon-Born-Green階層の枠組みを用いて,溶質-溶媒界面での密度不均一性を明示的に考察し,このRISM理論を用いて溶質-溶媒対相関を得た。妥当な精度を維持しつつ,関連する方程式を効率的に解くために,D2クロージャと呼ばれる新しいクロージャも開発した。この新しい理論で,水中および異なる水-アセトニトリル混合物中の大きな疎水性粒子周辺の溶媒RDFが計算でき,これは分子動力学シミュレーションの結果とよく一致する。さらに,今回のRISM-HI理論が,種々の水-アセトニトリル溶媒混合物中で広範囲の疎水性をもつ溶質の溶媒和自由エネルギーを妥当な精度で効率的に計算できることも示した。この著者らの理論は,疎水性溶質の溶媒和に関する熱力学的および構造的特性にも広く適用できることを期待している。(翻訳著者抄録)
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