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J-GLOBAL ID：201502200002118300   整理番号：15A1014602

「不安定」な燃焼 定容容器内を伝播する予混合火炎とエンドガスにおける自着火

Unstable combustion Propagating Flame and End-Gas Autoignition in Constant Volume Vessel

著者 (3件)： 永野幸秀 (九大 大学院工学府) ,  北川敏明 (九大 大学院工学府) ,  中野道王 (日本工大 工)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 57  号： 181  ページ： 199-205  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ノック現象を解明するための基礎研究として,定容燃焼容器を用いた研究を行っている。実験においては,定容燃焼容器内の静止混合気に火花点火し,予混合火炎を一方向に伝播させることでノックを発生させている。本報では,これまで行ってきた混合気温度が火炎伝播・エンドガス部の化学反応およびノックに及ぼす影響と定容燃焼容器内で観察されたノック発生過程に関する研究について紹介した。本報では,定容燃焼容器を用いてこれまで行ってきた混合気温度が火炎伝播・エンドガス部の化学反応およびノックに及ぼす影響と定容燃焼容器内で観察されたノック発生過程に関する研究について紹介した。混合気温度が火炎伝播とエンドガスの挙動に及ぼす影響について調べるため,混含気初期温度Tiを420から520Kまで変化させたところ,Tiが480Kにおいてノックが発生し,480K以上においてはTiを高くしたにもかかわらずノック強度が小さくなった。

シソーラス用語： *不安定燃焼 ,  容器 ,  *火炎伝搬 ,  *予混合火炎 ,  *自己着火 ,  ノッキング ,  静止流体 ,  混合気体 ,  着火 ,  温度 ,  化学反応 ,  気体燃料
準シソーラス用語： 火花点火 ,  混合気 ,  初期温度 ,  定容容積

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

引用文献 (21件)：

• John B. Heywood, Internal Combustion Engine Fundamentals, McGraw-Hill, pp. 457-470 (1988).
• Ohta, Y. and Furutani, M., "Identification of Cool and Blue Flames in Compression Ignition", Polish Academy of Sciences, Vol. 11, No.1-2, pp. 43-52 (1991).
• Furutani, M., Ohta, Y. and Komatsu, K., "Onset Behavior of Autoignited Low-Temperature Flames Caused by Piston Compression", Trans. Jpn. Soc. Mec. Eng., Vol. 58, No. 559, B, pp. 946 (1993).
• Ohta, Y., and Takahashi, H., "Homogeneity and Propagation of Autoignited Cool and Blue Flames", Progress in Aeronautics and Astronautics, AIAA, Vol. 95, pp. 236-247 (1985).
• Shiga, S., Kono, M. and Iinuma, K., "An Experimental Study on Knock Intensity in Spark-Ignition Engines", Trans. Jpn. Soc. Mec. Eng., Vol. 51, No. 465, B, P. 1591 (1985).

タイトルに関連する用語 (5件)： 不安定 ,  燃焼 ,  伝播 ,  予混合火炎 ,  着火